author : rinrin
その後・・・ [ 子ども・不登校の1年間 ](33)
2005-09-30 Fri 11:31

落ち込んでるんだろうな~と思い、お昼過ぎに

気になって病院へ顔を見に行きました。

ゆうべは、夜中2時くらいまで眠れなかったと言っていた。

「よく、頑張って、ぐるぐるに耐えたね」

「そうだろう~、大変だったんだから」

 ・・・・・・・沈黙・・・・・・・・・・・・

余計なことを言う前に、顔見るだけで帰ろうとしてたら

「え~、もう帰るの」と言う。

「だって、他に何か話したい事あるん?」

「いや、ないけど」

でも、どこか行きたい様子でぐずぐず。

「病院いたくないよなあ。看護士うるさいし・・・」

「そりゃ、それが仕事だもん」

「同室の人は居ないしさあ~」

「何かすればいいじゃん」

「勉強しても、わかんないからイラつくし、本は読みたくないし
 ゲームもそんなに長い事したくないし・・・・
 釣りざお、壊れちゃったし」

「あら、壊れたの」

聞けば、週に3回くらいは海釣りをやってて、先日、小さなフグが釣れたそうな。

「じゃ、買いにいこうか」

「え、いいの?」

「だって、することないんでしょ?」

「うん!!!!」

ってことで、甘~~~い親のりんりんは、カイと近くの釣具屋さんへ。

安~~いのを買ってやったとさ。(はあ~~、甘すぎる私)

喜び勇んだカイでした。

「おまえって、単純だわ~。
 釣り竿買ったくらいで吹き飛ぶ、その程度の悩みなのね」

「え、それって、今すごく侮辱された感じがする」

「うん、思い切り侮辱したんだよ。裏も表も無く」

「いいもん、嬉しいから」

そうかい、そうかい・・・。なら良かったわ。

さっきまでの落ち込みは、吹き飛んだ表情で、

「釣具セットを用意して、明日釣りに行こうっと」

と、のたまうカイでした。

「やっぱり、単純だわ・・・」

さらにつぶやく、りんりんでした。

もう少し、悩ませてやった方がよかったんじゃないかと思う今日なのでした。


カイが言うには、自分は学校は、勢いで行かなきゃ、だめだという事が

分かったそうです。

日にちを空けると、エネルギーが枯渇するのだそうです。(そうかなあ・・)

「じゃ、続けて挑戦してみる?」

「うん、いいよ。」

「来週は、中間テストあるけど」

「あ、そうか~。だめだ。何も書けないで終わるよ」(残念そうに)

「別に、0点でもいいと思うけどね」(りんりん、マジです)

「あ、それも面白いかも。でも、数学がダメだよな、きっと。
 追試あるから」

「受けなくていいじゃん。そんなもん」

「それも面白いかも・・意外と点数取れたりして」

「空想の自分はよろしい。現実のままでいいんだよ」

「うん、考えてみる」

確かに、面白い試みかもね、できたらの話。

彼の中の完璧主義を崩す、いいチャンスかもと・・・。

これって、操作、入ってますかね・・・。

ほんとにやるかなあ??笑、半分冗談入って、半分マジな話でした。

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人の心は傷つきやすい [子供・不登校の一年 ]( 32)
2005-09-30 Fri 11:29

とっても共感できる詩に出会いましたので
なんか、書いておきたくなりました~。

決して私にだまされないで。
私のかぶっている仮面にだまされないで。
私は仮面をかぶっています
千の仮面を持っています
それを外すのがこわいのです

どの仮面も本当の私ではありません
偽りが私の第2の天性
でも決してだまされないで
私はいつも冷静で内も外も明るく振舞い
落ち着いているようにみえるでしょう
自信満々、何事にも動じない
水面のように自制でき、誰の助けも必要としない

でもだまされないで、お願いだから

それはただの仮面、真の私を隠す仮面なのです
仮面の下は、自信もなく不安です
仮面の下に私がいます
混乱し、恐怖と寂しさに怯える私がいるのです
私はそれを、ひた隠しにします
誰にも知られないように
自分の弱さをさらけだすなんて、考えても震えだしそう
慌てて仮面をかぶります

純真さを失った素顔を見抜く人から逃れるために
でも、その「人の目」こそが私の救い、唯一の救いなのです
分かっています、それだけが私を私自身から解き放ってくれるのだと
丹念に作り上げた私の牢獄を崩せるのは人の目だけ

でも、あなたにそうと言えません
勇気もないし、こわいのです
あなたの目に、愛と寛容がないのが怖いのです
見下され、嘲笑されるのがこわいのです
あなたの笑いが私を殺す

本当の私は何も価値もない役立たずだと、
あなたに見抜かれ、拒絶されるのが怖いのです

そして私はまたゲームをはじめるのです
絶望と偽りのゲームです
じしんたっぷりに見えて内心はがたがた震えながら
まさしく仮面のパレードの始まりです
光輝くうつろなパレード
見せかけだけの私の人生

自信に満ちた声であなたと交わす、うわべだけの会話
肝心なこと以外なら何でもどうぞ
心の叫びはそこにはありません

私の演技にだまされないで
言葉にならない私の声に耳をすましてほしいのです

私のいいたいこと、生きるために言わなければならないのに
どうしてもいえないこと

本当は隠したくない、心からそう思います
うわべだけの偽りに満ちたゲームなど嫌いです
本当は正直になりたい
正直に自然にふるまえる自分になりたい

もしあなたが助けてくれるなら
私の手をとって、早く私を助けにきて

たとえ助けなどいらないように見えても

あなたが優しく励ましてくれるたびに私の心に翼がはえます
小さくもろい翼です
でも翼にはちがいない
あなたの心遣いと思いやり、理解があれば私は壁を乗り越えられる

あなたによってよみがえります
難しいことかもしれません
自分には何の価値もないとずっと信じてきた人間には、厚い壁があるのです
でも愛は壁よりも強いはず
そこに一縷の望みがあります

どうか壁を壊してください
でも、できるだけやさしくこわしてください
子供はとても傷つきやすいから

そう私は子供なのです

一体私は誰なのか?
あなたは私のことをよく知っているはずです

私はあなたが出会うあらゆる男であり、女であり、
子供であり、すべての人間だから

  ************************

7つの習慣から書き出した一節です。

私にも、子供にも、友人にも、すべての人に通じる

言葉だと思いました。

コミュニケーションの7~8割は言葉ではないと筆者は言っています。

相手の気持ちを汲み取ること、感情移入して相手の気持ちに

耳を澄ますことは、どんなノウハウよりも必要なことなのかな。

私はどこまで子供の声に耳を傾けているのだろう・・・。

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やぱり学校へ行けない [ 子ども・不登校の1年間 ](31)
2005-09-29 Thu 11:28

今朝、学校へ行く予定。

朝、病院から自宅に夫がカイを連れ帰った。

が!、「このまま行くと変になりそう」とそのまま布団へ。

あれれ、

先日の張り切り様とは打って変わって落ち込みモード。

その後、11時頃、様子を見ながら、

「一時間だけ行けたらいいんじゃない?」というと

「うん、そうする」と言ったものの動けない。

そのうち、泣きはじめた。

「行きたいのに、行けない!!」と。

せっかく、退院も近いし、学校へも行くと張り切っていたが

本人が一番、落胆してる。

「辛いね、一生懸命、心で戦ってたんだよね」

そう言うと一層泣くカイ。

一日、家で過ごしたが、かなり落ち込んでいる。

りんりんも巻き込まれそうだわ・・

で、夕方病院へ送っていきましたが、表情は硬い。

二言三言、言葉をかけると、うなずいて病棟に向かっていった。

夜、夫が病院へ行くと、病室にいなかった。

看護士さんが探すと、また小さな図書室のソファに一人座っていた。

夫は何も言わずに、駅で買ってきたクロワッサンを渡して帰ってきたようです。

迷路の中のカイ。

がんばれ!みんながついてるから。


   **********************

 月曜日に学校へ行けたのは、カイに勢いがあったからだと感じる。

 丁度、上り調子だったので、その勢い。

 今回は、それが長続きしなかったということでしょうか。

 よかったり、悪かったり、繰り返しながら

 まだ、本人の中で解決できていない問題を
 
 クリアにしていく期間なのでしょうね。

 先は長いぞ。


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こんなのはどうかなあ [ 子ども・不登校の1年間 ] (31)
2005-09-28 Wed 11:26

うちのカイの主治医は、変な人で、親とはあまり話したがらない。

面談申し込んでも、なかなか実現しない。

この3ヶ月、直接話せたのが。2回。

それも、しつこ~~く、お願いして、やっとってな感じ。

昨日、カイが

「先生が ”いつ退院するんね?”と最近よく聞くんだ」

そして、月曜、学校へ行けた後の回診で

「もう君はいつでも退院していいよ」と言われたという。

ちょっと、待てよ~!

そんな大事なことを、どうして、親に相談してくれないかなあ~。

カイの話では、多分次に入院の予約が入っているのではないかと

感じると言っていた。

感のいい子なので、多分そうなんだろうなあ。

それで、再度、主治医に面談を申し込もうと夫婦で決めた。

また、カイくんのたまう。

「あのさあ、病院で一日ボーっと過ごして、あの先生、特に何も

 しないし、あれで治療になるんかね」と。

確かに運動療法や、インタビューはあるのだが、運動療法は

自由参加だし、インタビューは、本人が言わないかぎり

内面的な心のアドバイスは、特に無いし、体の症状の申告で

終わっているようだ。

病気としての治療者と考えていいのか?

でも思春期内科とうたっているので

その辺のフォローがあるものだと思い込んでいたが。

それを、率直にきいてみたいところだよ。ほんと。

カイは、他の病院のカウンセリングを受けてもいいよと言うようになってきた。

以前は、病院を変えるということを頑なに拒否してたので、できなかった。

今回一つの試みとして、翔☆”さんのアドバイスを

試してみようかと思う。

もし、退院したら、病気の治療は、今までどおりの病院でやり

それと並行して、カウンセリングを別に受けてみるということも

視野にいれつつ、学校カウンセラーと連絡をとった。

来月の5日に予約をいれたので、そこで色々相談してみようと思う。

学校カウンセラーには行きたくないと、カイがいうので

(やはり、学校と言う場所で、相談室に出入りするというのは嫌らしい)

他の方法を探ろうと思う。

もうなんでも利用するべし!!!!

やってみなきゃわかんないし。




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学校へ [ 子ども・不登校の1年間 ] (30)
2005-09-26 Mon 11:23

昨夜は興奮して、眠れなかったカイ。

寝ようとする、ソラとりんりんにちょっかいかけ、

即興の下品な替え歌を作って(ネタはりんりん提供)、

3人で笑い転げて、眠れなくなってしまいました。

そうやって、不安を紛らわせているような感じ。

結局、夜中1時過ぎまで、ずっと付きあわされました・・・。

夫はその横で、いびきかいて寝てしまった。

うるさいのに、よく、寝れます・・。

「明日、6時45分に、絶対起こしてよ、楽しみだ~~」

そう念押しし、やっと寝てくれました。

幼稚園の子供みたいです。(^^)

朝は、しばらくボーッとしてましたが、

朝ご飯に、トーストと目玉焼き、味噌汁、プリン、それにコーヒーを飲んで

7時半に元気に歩いて、出かけて行きました。

今日は、3時間だけ授業を受けて帰ってきます。

担任の先生にも、そのように打ち合わせし、

途中気分が悪そうだったら、連絡を下さいとお願いした。

夫は、明日の火曜日はどうするのだろうと

心配にしている風でしたが、

「余り、私たちが、先走っても本人に負担がかかるし

 今日、行ってみてから、次の手を考えると本人が言ってたから

 カイに任せて、それから一緒に考えよう」

と言うと、納得して会社へ行きました。

多分夫には物足りなく感じるのだと思う。

少しずつでいいから・・・ね。

さて、ほぼ3ヶ月ぶりの登校です。

どのような感想を持って帰るでしょうか。

楽しみですが、りんりんの心の奥底は、ハラハラです。

でも、カイの方がもっと、ドキドキなんですよね。

**************************************************

   帰ってきました。
  
  「もっと居たかったなあ」

   というのがカイの感想でした。

   思ったより、みんなが何も聞いてこなかったらしい。
   
   友達と会えて、嬉しかったようです。
 
   「疲れてない?」
 
   「全然!」
  
    と言いつつ、お昼ご飯を食べたら、いつの間にやら寝てました。(笑)
  
   やっぱり、疲れてんじゃん。。。
   
   それから一時間ほど友達とゲームをして遊び
   
   病院へ帰っていきました。
  
   その後担任と連絡をとり、学校の様子を聞きました。
  
   先生達も、中休み時間は副担任が交代で
  
   クラスに居るようにしてくださり
   
   カイにも話し掛けたりして
   
   協力してくださったようです。
   
   本当に有難いことです。

   これらの事を通して
  
   学校への密な連絡は、絶対必要だと感じます。
  
   最初は、それほど熱心ではなかった担任の先生でしたが
   
   連絡を何度もするうちに
  
   次第に協力的になりました。
   
   しつこい親だと思われるかな?と思いながら。
  
   でも、一人の子を学校へ行けるようにするために
  
   環境を整えることは
  
   カイだけではなく、他の子たちにとっても
  
   楽になるのではないかとも、思います。
 
   その後は、本人が乗り越える力をどう付けていくか。
   
   親が、カイをどう支えるか、ですね。 
  
  
 さて、これからどうするかなあ~^^


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修学旅行 [ 子ども・不登校の1年間 ] (29)
2005-09-23 Fri 11:21

丁度、お家の前で、修学旅行から帰ってきた、中2生をみかけた。
たくさんの荷物を持って。

ちくん

やっぱり、辛いな・・・。
本人が選んだとはいえ、親はとっても辛いのである。

近所の友達が、おみやげを持ってきてくれた。

ありがとう。

カイに連絡しておかなきゃ・・・ね。

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何もやる気がしないんだ [ 子ども・不登校の1年間 ](28)
2005-09-21 Wed 11:20

お昼過ぎ、カイから電話があった。
「家に帰ってもいい?ちゃんと外出届け出してるから」
ってなことで、昼から二人でデートとなりました。

車の中での会話です。
りん「落ち込んでいるような感じがするけど・・・。」
カイ「うん・・なんかやる気が起きない。でも昨日は、初めて
   山登りに行ったよ」(運動療法のひとつです)
りん「そっか。すごいじゃん。で、なんで今日はやる気でないわけ?」
カイ「わからん」

こういうときは、家でうつうつするよりも外で遊んだ方がいいと判断。
りん「おいしいケーキ食べに行こうか」
カイ「あ~。うん、いいよ」
近くのお店で、2人でケーキセットをほおばる。

(だいぶ、元気になってきたぞ。)

それから、また近くの複合施設にぷらぷらと
あれやこれや、店を散策して。。
ゲームセンターに行き着く。

ふたりで、もぐら叩き、シューティングゲームなどして
かなり笑顔がでてきた。

ケンタッキーを食べようと、店に入る。
そこで、カイ熱く自分の夢を語る。

「あのさ、大人になったら、
 有志集めてさ 
 ビルたててさ、上の階は、
 動物のシェルターを作って、アニマルポリスの事務所
 おいて、1階に獣医作りたいな。」

彼の夢は獣医師です。(^^;笑

りん「ほんじゃ、今できることしなきゃな~」
カイ「夢だよ」
りん「夢は、実現するためにあるんだろ」
カイ「おかんだって、この前、豪邸に住みたいって言ってたじゃん」
りん「いや;;、あれはだね、実現する気のない夢さ~。
   今で十分だし」
いつの間にか、ボケと突っ込みだわ・・・

りん「で、学校の事どうするかね?」
カイ「うん。退院してないのに学校もなあ・・」
りん「試しに行くという手もあるよ」
カイ「それそれ、いいかなあ」
りん「先生に頼んで、午前中だけとか、一時間だけとか、方法はあるかもね」

カイ「それだったら、そうしてみようかな」
りん「あれ?この前、絶対イヤとか誰かさん、言ってたよね」
カイ「ん~~。そんなこと言ったっけなあ」
  (明らかに笑っていたので、わざとボケてました)

まあ、行きたくなったら、連絡してねと付け加えて
終わりました。

他にも、最近、同室になったお兄さんが
ある女の子を追いかけまわしてるという話になった。
カイ自身も、わがままな奴なんだと不快そうに言う。
りん「やっつけちまえ、そんな奴」
カイ「むこうが、向かってきたらね」
りん「必ず、一発入れてやれ!!責任持つから」
カイ「分かったから、もう」
 
 こんな親・・いませんね。きっと。(@_@;)

 そうして、病院へ送って行ったのでした。

   *****************

夜・・・電話が。
カイ「あのさ、月曜、学校へ午前中だけ行ってみる」
りん「月曜にですか?」
カイ「そんでさ、土・日と外泊して、そのまま家から
   歩いて、学校へ行ってみたいんだけど」
りん「歩いてですか?だ、大丈夫?」
カイ「うん、やってみる。いい?」
りん「やってみたいんだったら、試してみたらいいかもね」
カイ「わあ、月曜日楽しみ」
そう言って、電話を切った。

なんだか、とりあえず、そうなりそうです。
ほんと台風みたいな子です。
お昼まで、やる気が起きないと落ち込んでいたのに
どうした変化があったんでしょうか。
あっけにとられます。
でも、学校へ行くと言われても、なんだか、
りんりんにとっては、どちらでもいいような。。。
私にとって、学校へ行かない時間も彼にとっては、貴重な時間だと
思えるようになっていたのね。

行く、行かないは、もうどちらでもいいような感じです。
それよりも、カイが、より人間的に成長し
自分の価値観をしっかり作ってくれる事の方が
数倍大事だと感じ初めています。




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不思議な話 [ 子ども・不登校の1年間 ] (27)
2005-09-21 Wed 11:19

ソラが、昨夜妙なことを言う。

「あのさ、今まで誰にも言ったことないんだけど」
「うん、なんでしょう」
「時々だけど、夜眠ろうとするときね、」
「はい、はい」
「目をつむったらね、ニコニコ笑った人の顔が たまに見えるんだよね」

「・・・・」(絶句中のりんりん)

「そんでね、目を開けると消えるんだよ。そんでね、もう一つは
 ゾンビみたいなドロドロしたものが、見えるときもあるんだよ」
「怖くないの・・?」
「うん、昔からだしね、いつもの事だし。ゾンビが見えたら
 眼を開けると消えるしね」

ソラちゃん、あなたは映像系?

カイは、体感系ですか??実は・・私も・・。

誰も信じないよ・・ねえ。

でも、もしかしたら、誰にでもあるのかもしれないと思ったりします。

      ****************

先日、潜在意識は、霊的なものだと教えてもらいました。

私たちは、心の最も深いところで、

何かと繋がっているんだなあって思いました。

その潜在意識は現実の生活に良くも悪くも影響するんですね。

過去は変えられないけれど、今から!、ここから!自分は変われると。

今が変われば、悲惨な過去さえも、学びになるんだと感じます。

一人の思いは、池に落ちる石が波紋を広げるように、

まわりにも影響を及ぼしますね。

些細なことでしたが、何となく、ソラの話は、すべてが共鳴していることを、

再確認させてもらいました。

    もう一つ、その後、考えたこと。

損得の気持ちでしか、人を愛す?ことが出来ない自分

恨む気持ちを隠して、相手をさげすむ自分

すべてエゴでしかない、条件付の愛情。

依存して、責任を逃れたい自分。

勇気がないのを隠して、まわりをコマのように動かしている自分。

怒りをすり替えて、問題に立ち向かうどころか

違うところに爆弾を落としていた私。

小さな頃の生い立ちに執着して、手放そうとしない私。

苦しかったのは、私だけだったのか?

寂しかったのは、私だけ?

いえ、苦しかったのは・・・一番寂しかったのは・・・子供たち。

ごめんね。今ごろ気付くなんて。

私は今、まだまだ一生懸命もがいてる最中だけど、

自分の苦しみを突き抜けて、あなたたちの側にいたいと思う。

時間はかかるけれど、待っててほしい。
     
      ****************

(@@)かなり、飛躍した話&とっぴな話の展開になりましたが、
いたって正気です・・・笑;
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言葉の使い方 [ 子ども・不登校の1年間 ] (26)
2005-09-20 Tue 11:17

昨夜、ソラは、塾の補習でした。
帰りは、夫(”パートナー”は、面倒くさくなったので、これからこれで(笑))
に迎えに行ってもらった。
途中、セブンに寄って、ソラは、ネコのキャラクターのお菓子を
買ってもらった。

その後、帰り着いた夫は、しきりに
「ああ、またタカラレタよ」
と言う。
その後ソラは、りんりんにこっそり
「カイには、たくさん買ってやってんのに私には、たったこれだけで
 タカラレタって言うんだ」とおかんむりでした。

そりゃ、夫が悪いなあ。
買ってやった後に、そのような言葉を言うと
言われた方は罪悪感を持つよな・・・。
最近のカイには、とても甘い夫。

今朝も、出かける間際に
「こどもたちにタカラレタから、自分の小遣いが無い」と言う。
「あんまり、そんな事を子供の前で口にしないように」とりんりん。

出す時は、気前よく!
出さない時は、潔く「今、お金が無い」「それは買ってやれん」と言う。

これでいいんじゃないか??

それと、「タカラレタ」という言葉の裏に
奥さんにお小遣いの継ぎ足しを求めてる意味もある。
証拠に、私も罪悪感にかられて
一枚渡したもの・・・。

これって言葉の暴力だよね。

互いに気をつけたい。
言葉はストレートに、発すべき相手に向かって言う。
これかな?

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親として [ 子ども・不登校の1年間 ] (25)
2005-09-16 Fri 11:15

ソラがまだ小さかった頃、彼女もまた非常に不安定な子だった。

親の前ではいい子を演じ、友達の前では

泣き虫になったり、寡黙な子になったり

人間関係がおせじにも上手いとは言えない状態でした。

親には、しゃべらない子というのが、一番難問でした。

その頃、りんりんは、自分がアダルトチルドレンだったんだと

認識したばかりの時で、自分に篭もり、自分の問題で手一杯でした。

二人の子供たちは、そんな親を気遣い、

何か問題があっても、相談すらできない状態だったと思います。

ソラは、数年前に、もっと幼かった頃の事を言います。

「あの頃、よく、同じ夢をみたんだ」と。

それは、公園に自分が置き去りにされて、お母さんが帰ってくるまで

待ってなさいと言われ、ぽつんと取り残され、いつまで待っても

母が迎えに来なくて、泣いて。。。それで泣きながら目が覚める。

子供の見捨てられ感を象徴している夢でした。

その話を聞いたのが、3年ほど前。

子供に自分と同じ思いをさせていたんだと・・かなり反省。

そんな事がきっかけで、二人には語りかけを多くしようと努力しました。

お陰で、ソラとの関係は少し良好になってきていましたが

反対に、いつも陽気で、おしゃべりで友達に囲まれているカイは

親の目から見ると、非常に安心できる存在でソラほど、関わりを持たなかった。

きっと、ソラのことで心配している親に、迷惑をかけたくなかったのだと
思います。

そして、同時に、りんりんは、それまで交友を広げた友人たちと、

子育てサークルや、リサイクルなどで、忙しくしていて、

自分の中の空虚を埋めるように、外へ外へと気持ちを向けました。

それと時を同じにするように、家族の求心力は、バラけてしまい

夫も、外にばかり向かうりんりんに不信を感じはじめていました。

夫と話し合おうと何度もしました。

が、お互いの視線がチグハグで、

妻を家に閉じ込めておきたい夫 VS 外へ出たい妻

という構図で、火花が飛ぶ日々が続きました。

共依存夫婦なので、お互いをねじ伏せて

思い通りにコントロールしたい欲求が根底にあったので

当然と言えば当然でした。

そのコントロールのドラマの中に、必然的に

子供たちも巻き込まれていきました。

ソラは、我関せずの態度を取りつづけましたが

カイは、ダイレクトに、感じていたと思います。

はっきり言葉で、誰の味方?なんて聞いたことはありませんが

父親のお酒を飲んでの、毎晩の怒鳴り声だけで、

心を引き裂くには十分だったと思います。

もう話し合っても、無駄だと思い始めていたころ

カイの様子が違ってきました。

丁度、中学1年の頃です。

表情が暗い、いよいよ話さなくなり、部屋に閉じこもる事が多くなった。

それでも友達とは、頻繁に遊んでいたので、気にとめなかった。

思春期の兆候だと、簡単に思い、彼に、気を止めるものも

家族には居なかった。誰もが自分だけの問題で必死でした。

時々、夜中にトイレに行くカイ。

お腹でも痛いのかと思っていた。

しかし、実は、吐き気がして吐いていた。

自家中毒に似た症状だった。それは、最近カイと話して分かったことだった。

月に一回は、吐き気がする、頭痛がすると学校を休んでいた。

軽い風邪だろうと思っていた。

2年になり、学級人数の関係で

今まで5クラス33人だったのが、いきなり4クラス42人になった。

3学期に入って、やたら制服のボタンがちぎれて帰ってくることが

4回あった。そのたびに、怒って、ボタンを新しく付けた。

黒のズボンに、白いほこりがこびりついていたこともあった。

今考えたら、上履きの跡だったかもしれない。

5月、運動会前に、微熱を出して休む。

運動会後に、また「だるい」と言って休む。

部活も、行ったり行かなかったり、になった。
週一回休みが、週2になり、小児科へ行った。

「起立性調節障害」と言われた。

それから、血圧の薬をもらったが、一向に改善されなかった。

朝、いよいよ起きれなくなった。一日、寝ている。

そして、学校へ行く日が、週1になった。

おかしい。。そう思い、思い切って精神科へ連れていった。

「鬱」です、と言われた。

もう一軒、嫌がる本人を説得して、つれていった。

同じ診断だった。

もう学校へいけなくなっていた。

めまい、吐き気、頭痛、動悸、だるさ・・身体に鉛が乗っているようだと

表現した。

そして、為す術もなく、7月。

彼に入院してみて、家族と離れてみてはどうかと提案する。

彼は、「離れたい」と答え、入院することになった。

彼とは、5月から7月の間、沢山の会話を試みた。

たくさんの事を話した。

少しずつだけど、彼の中から出てきたのは

「自分は家族にとって、いらない存在」「居場所がない」

そういう言葉だった。

夫にも、真剣に子供と向かい合えと懇願した。

りんりんのためじゃなくて、自分の子供のために

力を合わそうと訴えた。

もう二人で、お互いのことをコントロールゲームしてる場合じゃないと。

それでも、最初は、子供のことを話していても

夫は、りんりんへの不満に変えて、話を摩り替えてくる。

思わず、ゲームに乗りそうになるりんりん。(壮絶な心理バトルです)

第3者に入ってもらった。

夫には、第3者の言葉は効果的だった。

彼は、父親として変わろう、自分を変えようと言った。

約束した。真剣な話をするとき、決してアルコールは飲まない。

これだけを守ってくれと言った。

時々この約束は破られが、毅然とコップの酒を投げ捨てる妻。

夫は病的なアルコール依存ではないが

アルコールに頼らなければ、本音が言えないし、うつうつを晴らすために

飲んでいるようなところがあるので、ある意味、依存症なのかもしれない。

今でも夫婦の対話は続いている。

そして、カイとの対話。

ソラとの対話。

今、カイのふとうこうを通して、

それぞれが、一歩ずつ、歩みはじめているのかもしれない。

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約束は守る [ 子ども・不登校の1年間 ] (24)
2005-09-15 Thu 11:13

これは、ふとうこう児童への対処の仕方の

基本のき、らしいです。

今日、ある人から聞きました。

約束したことは守る。

どんな約束でも、です。

敏感になっている彼らは、

親との間に信頼関係も崩れているので

約束を破られるということは、尚一層、不信を買います。

出来ない約束はしない。

不確実なことはしない。

これだそうです。

お勉強になりました。はい。

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試験外泊終わり [ 子ども・不登校の1年間 ] (23)
2005-09-14 Wed 11:12

昨日、お昼過ぎに、病院へ送っていきました。
4日なんてあっという間。

カイの寝顔を久しぶりに見れたことが嬉しかったわ。

しかし、あの寝る前に飲むデパスという薬・・・
ほろ酔い気分の酔っ払いみたいになります。
本人は、すごく気分がよくなるみたい。
いいのか?あれで。

さて、これからどうしよう。
カイはどう考えるのだろう。

カイの様子を観察しながら、ふと思う。
学校へ行けなくても、きつそうにしている。
カイは「元気だ」と言うが
落ち込んでいるように見える。

放っておけば、一日、ゲームとパソコンをしている。
気持ちを紛らわせているように見える。
自分の不安を一生懸命、かき消すようにしているように感じる。

学校の話をしてたら
「自分が行きたいし、学校は楽しいところだと思う」
しかし、同時に
「あれ??俺、もしかしたら行きたくないのかなぁ?」と
考え込んでていた。

まだまだ、気持ちの整理が必要みたいです。

○昼間は外へ出たくない
○体力をつけたい
○理想の自分と現実の自分にギャップがある

これは、カイが、自分で言った言葉です。
昼間外へ出たくない・・・つまり世間体ってやつ。
本人は、世間体というと怒りモードになりますが。

学校も午前だけとか昼からとかも嫌だという。
行くなら一日。
理想の自分は一日学校へ行ける自分を設定。
現実は、家から一歩も出られない自分。
適応教室は、どうかと聞くと
「絶対嫌」と拒否。

どうやって、現実的に体力をつけるのかと聞いたら
夜、ランニングと言う。
う~ん、そりは、今の状態ではとても
現実的じゃないかもなあと思いながら聞いていたが。
これも理想の自分だろうか。

人との関わりは、どのように持つのかという事も含めて
人と少しでも関わっていくことも
考えてもらいたいなあ。
まだ無理なのかしら。

きっと、14年間、親が刷り込んだ、理想の子供が
彼を苦しめているんじゃないかと思う。

自分が、なりたい自分が出てくるまで
根気よく対話が必要だと感じる。
そう言う意味で、失敗から学ぶという経験はいいのかもしれない。
失敗から、意味を引き出し、言葉にし、親子共に学ぶ姿勢がいいのかもしれない。

彼にはすぐに結論を出さなくていいからと伝えているので
一人になって、どのような答えを出すでしょう。

パートナーも子供達二人に話をしてました。
「お父さんのどこが嫌なんだ?」
「威圧的」
「偉そう」
「人を馬鹿にした態度」
「暗い」・・・いや~、これは、ちょっときついわ。。。
「意味の無い、独り言が嫌」などなど。

パートナー、ちょっとむっとしながら
「じゃあ、なんでもっと前に言ってくれなかったんだ」

「言っても無駄だと感じてた」

「お父さんは、おまえ達ともっと話をしたいと思っていた」

「話しにくい」
こちらもまだまだ、前途多難なようで。。。
でも、これだけ子供達から直接聞けたということは
大変な進歩だと思います。

めげずにいきまっしょい!

  *****************

  カイと話している最中、感情が混乱して、
  自分を叩いたりする行為がみられました。
  入院以前にもよく見られた行為です。
  今回、手をしっかり握り
  身体を抱っこするようにしっかり抱きかかえ
  落ち着くのを待ってから
  静かに話してみました。
  自然に出た行為でしたが、
  がちがちになった、彼の体の力が抜けていくのが
  手にとるように分かりました。
  自傷行為の前段階と受け止めていますが、
  自傷行為自体は、主治医も言っていましたが、
  「分かってよ!!」という幼児的な欲求が含まれているような
  気がします。
  どこかで誰かに、気付いて欲しいという気持ちと
  止めて欲しいという気持ちも混在しているのにも気が付きました。

  入院している間に、りんりんの身長を越えてしまった
  大きな子供ですが、
  小さな頃、この子をこうやって、心から抱きしめてあげたことが
  あっただろうかと、思うと、反省します。
  子供は飛び越した階段に、必ず戻ってくると
  よく言われます。
  
試行錯誤が続きます。

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カイが語ったこと [ 子ども・不登校の1年間 ](22)
2005-09-11 Sun 11:10

実は、昨日から、カイが試験外泊で
家に帰ってきています。
本人が「退院」という言葉を口にし
主治医と相談して決めたようです。
3泊4日の外泊です。

最初、緊張が双方に見られたものの
徐々にほぐれてきました。
「普通に接する」

しかし、最初から私には目的がありました。
カイと、じっくり話したかったのです。
試験外泊の子をつかまえて
酷い親かもなあ・・・
常識的には考えられません。

でも、一度しっかりカイの闇と向かい合いたかったのです。
そのきっかけは、
先週の誕生日会。
この後、私は、理由もなく凄く落ち込んでしまい
危ない状態でした。
「寂しい」「孤独」「見放された感じ」「助けて」
ありとあらゆる負の感情に押しつぶされてしまいました。
やっと友人に話すことで、浮上しました。

その友人の手助けを受けながら、話す中で、ふと気付きました。
カイの感情に、感応して私までカイと似た状態に。
カイの負の力が、私の中に流れ込み
私の中の負の部分が、それに触発されてしまったみたいです。
うつ病の患者が家族に一人いると
その家族にも移ることがあると聞きます。

それは家族は、同じものを持ってる者同士が
集まる集合体なので、良くも悪くも共鳴するものだそうです。

そのとき、この感情が、カイのものだと想った瞬間
ああ、あの子はこんなに辛かったんだ、寂しかったんだ、孤独だったんだ
と涙がこぼれてしょうがありませんでした。
あの子にこんな辛い思いは、もうさせたくない!
そう思いました。

夕飯を食べて、布団を敷き、雑談をしていましたが
カイもなかなか話したくない様子で
「わからん」「考えてない」などど
投げやりな言葉しか返ってきませんでした。

途方にくれて、今日は話すの無理かなと思いかけたところ
「女王の教室」を見ながら
学校の先生の話からしてみました。

どうして先生に対して、反抗的だったのか・・
「先生が訳のわからない事いうから。
 間違っていることは間違ってると言って悪い?」

う~ん、なんか違うなあ・・・・

以前担任の先生から聞いていた、友達との
ケンカのことを聞いてみました。

考えながら
「先生が思ってるような事実はない。
 ただ、ケンカはあった。
 M達がHがいじめていたから、助けに入ったら
 反対にボコボコにされたけど」

ケンカは、頻繁にあったらしい。
どういう理由であったのか・・・
やはり、強い奴が弱い子をいじめるのを助けようとするが
反対にケンカがひどくなるか、自分がやられる。
その後、Mの仲間に呼び出されて
数人でまたボコられるのが、とても嫌だった。
「生意気」「調子に乗るな」と。。。

友達を助けたいと思うが、ケンカが弱いため力が無い自分が
情けない・・・。
仕返しが怖くて、段々友達を助けられない勇気の無い自分が
嫌だった。
いくら正義が大事だと思っても、自分にはその力が無いと
泣きながら言った。
「僕には力がない。ケンカを止めようとしても止められない。
 助ける勇気が無い自分が情けない。そして段々自信が無くなって
 何もかも、やる気が無くなってしまった。駄目なやつなんだ」

だから、正義なんて、この世には無い。
先生達は、きれい事だけ言う。
現実は、言ってることと、やってることは違う。
そう言ってカイは泣いた。

抱きしめて、一緒に泣いた。
「カイは駄目なやつなんかじゃないよ。
 謝るのは、カイに力を付けてやれなかった、お母さんだよ」

ごめんね。何度も謝りながら・・・
「カイは一人じゃない。絶対一人じゃないから。
 少なくとも、カイを必要としている家族が
 ここにいるじゃない。
 あなたを絶対に見捨てない」
そういうメッセージを何度も何度も送りました。


 パートナーは、既に寝てしまったし、その後
 ソラも寝てしまった。
パートナーは、カイと私が話をしている間ずっと
後ろで何も言わずに黙って見ているだけだった。

その後、朝の4時くらいまで、二人だけで話をした。
ケンカの詳しい話もじっくり聞けた。
先生との関係も。

「先生にあれこれ口答えするんは、損じゃない?」
「でも、間違ってることを言う」
「先生という職業は、管理するのが仕事だよ。
 子供達を囲いに入れて、一律に同じ事をやって欲しいんだよ。
 そこに、気持ちが入ったりする事は、極めて少ないものだと思う。
 それが仕事だから、カイが文句を言っても、効果は無いかもね。
 そういう先生も稀にいるけれど、それはほんとにラッキーだと
 思わなければいけない事かもしれない」
 
「なるほど・・・そうかあ」

悲しくなるような言葉で、現実を言わなければならない。
でも、それで、カイが楽になるのなら・・・



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女王の教室をみて [息子・不登校の一年 ](21)
2005-09-10 Sat 11:06

女王の教室第10話より。

「どうして人を殺したらいけないのか?」
という子供の問いに、大人はどう答えたらいいのだろう。

大人は、一般論として
「命は大事だから」「命は地球より重い」「自分がされて嫌な事は人にしない」と答えるのだろうか。
しかし、幼稚園の頃から、先生や道徳の時間に

命は大切だと山ほど教えられても

実感として、分からないのが現実ではないだろうか。

実際に「いじめはいけない」と

人権の大切さを教室で、家庭で教えても、

いじめは無くならないのと同じだ。

いくら沢山の本を読んでも

受け取る側の力がないと、自分のものにできないのと同じだ。

女王の教室では、痛みと共に、子供に教える教師の話。

体罰がいいとか、いけないと言う事ではなく

子供に、大切な事を教えるとき

親は、全身全霊を使って、子供に向き合わなければならないと感じます。

大人として
「ここは大切」「これだけは子供に伝えたいこと」は、真剣に相手に向き合って

身体と心で本気で、ぶつかっていくことが

必要な時があると・・最近思うようになりました。

ふとうこうのカイを通じて、

今まで本気で心を人に伝えたことがあっただろうかと思うと、

悔しいくらい、逃げ腰の自分が見えます。
「言っていいんだろうか」
「いつか分かってくれるだろう」
「今は、いいや」「もういいか」
そう言い訳して、相手から逃げている自分がいます。

今日は、そんな事を考えさせる事柄が
他にもたくさんありました。

明日しよう、今度やろう・・、
その「今度」は、もう来ないかもしれない。
今しか伝えられないことがある。

さて、向き合おう...
子供達に伝えたい想いが、たくさんある。

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台風の日に [ 子ども・不登校の1年間 ] (20)
2005-09-06 Tue 11:05

昨日のカイの様子。

ほとんど一日、ゲームやってたみたい。

パートナーが、面会時間に間に合いそうになかったので

りんりんが車を出して、
7時過ぎに、二人で病院へ寄りました。

寝ていたようで、寝ぼけてました・・・。


何となくですが、感じでしかないのですが
落ち込んでるなあって感じました。
表面は元気そうだったのですが。
その後、ちょっと気になって・・


さて、本日台風がやってきてまして、

学校は臨時休校。

ソラは喜び、庭駆け回って・・・(いません)


カイから、夕方電話。

「台風が来てるよ」

「風、ひどい?」

「うん、凄いよ」

「こっちはそうでもないよ」

「うん・・・。なんか、家に帰りたくなった」

(きた~!!どきどき。冷静に・・・)
「帰りたくなったんだ・・・」

「うん、退院したくなった」

「そうかあ。いつでもいいよ。待ってるから。
 日にちは自分で決めていいよ」

「う~ん、来週くらいにしようかなあ」

「そっか。じゃあ、そうしたらいいよ。じゃあ、それまで、
 病院の生活がんばってね」
 
「うん。じゃあ」

という短い電話だったのですが。

その後、パートナーが病院へ顔を出したら
顔を見るなり
「別に話すことないから、じゃあね」
と、病室へ入っていった。

パートナー、がっかりして帰ってきた。
これが、また課題だなあ・・・。

カイの中に、寂しい気持ち、退院すると言ってしまった気持ち

不安な気持ちが、渦巻いていると思う。

今から退院に向けて、彼は、自分と戦わなければならない。

そう思うと、カイの選択の重さを感じずにはいられない。

決して思いつきで言ったんではないと思う。

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誕生日会にて [ 子ども・不登校の1年間 ](19)
2005-09-05 Mon 11:02

カイの誕生日が、今日。
それに先立って、日曜日にお祝いをした。
ソラの塾の関係と長時間は避けようと思い、夕方に病院へ迎えに行くと
伝えていた。
それなのに、カイ、午前中、今度はバスで、家に帰ってきた。
ありゃりゃ~。
「だって、待ちきれなかったんだもん」
たってさ。

お昼を一緒に食べて、ソラは塾へ。
りんりんは、ケーキを買いに走った。

家での様子は、カイは、パソコン見たり、自分の部屋へ行ったり
ゲームしたり、暇を潰してました。

頃合いを見計らって
「どうして、病院から学校へ行こうと考えたの?
 お母さんは、カイの行きたい気持ちを
 否定したのかなあと、あの後、考えたよ」
と言うと
「ん・・・自分でもなんで言い出したか分からない。
 けど、否定されたとは、感じてないよ」
とあっさり返される。
それ以上は、突っ込んで聞くことはしなかったが、
本人も判らないのなら、誰にも真相は分からないのである。

夕方になって、市内の方へ出かける。
カイの希望の○○へ。
そこは複合施設になっていて、食事、ゲームセンター、ディスカウント商品が
並んでいる場所。
カイには、田舎の祖父母から頂いた、お祝い金をそのまま
渡して、自由に使いなさいと言ってあった。

真っ先に行きたがったのは、ディスカウントショップ。
目的は、「PSP」
前から、カイが欲しがっていたゲーム機だ。
そして、以前、元気になったら買ってあげようと、パートナーが
カイと約束してたものだ。
 *そんな取引は良く無いとパートナーとりんりんの間で
  話し合った事がありました。
  この時は、パートナーのカイへの気持ちを優先して
  その行為を承認した、という経緯がありました。
   「元気になったら」、という曖昧な表現も
  気になってました。

カイは、ゲーム機を前に、ジッとしてる。
とても、握り締めたお祝い金だけでは、買えない値段だ。
欲しいのか・・・
「お父さんが買ってくれるのを待つ?
 それとも、今欲しい?」とりんりん。
考えている風・・・その後「今欲しい」とぽつり。
パートナーと目配せしながら考える。
結局、カイの他所様から頂いた
お見舞い金を合わせて、買ってもいいんじゃないかと。

こんな、買い方は、うちでは、今まで無かったことです。
高価なものは、クリスマスと誕生日。
より高価なものは、自分でお小遣いをためて買うというのが
今までの通例でした。
甘やかしなのか、言いなりになってるのか、受容なのか?
はてさて・・・やっぱり甘やかしかな?

カイだけに、偏るわけにはいかないので
ソラには、今収集に凝っているキャラの品々を(ほんの小さなものですが)。
本人はお小遣いで買うつもりでしたが
思わぬ、ラッキーに満足してました。

この二人の好みは改めて違うんだなあって感じます。
今まで、二人1セットで扱ってきたところがあって、
親の平等という感覚と子の平等という感覚は違うみたいだと
認識しました。

それから食事して、ゲームセンターへ。
嫌がるカイを連れて、ソラがプリクラへ引っ張っていきました。
出来た写真はカイは「いらね~~」と言ってましたが
しっかり、ポーズしてるじゃない、あなた。

しばらく遊んだ後、一旦家に帰って、
改めてケーキを囲んでプレゼント渡し。

家族それぞれからのプレゼントを開きながら、嬉しそう。
「おれは、今猛烈に感動しているぞ~~」と
何かのフレーズを真似して言ってました。

病院の門限が迫っていたのですが、
こちらが催がしたわけでもないのに
自分から、「さ、行ってきます」と立ち上がる。

病院への帰りの車の中での会話。
学校の先生は、自分なんかクラスに居ない方がいいと思ってるってと
言ってました。
(ある意味、それは当たっているだろうね、と思ったが
 先生はあくまで先生として存在してもらわなければ
 ならないからなあ・・・)

それで、担任の先生とは、りんりんが何回か会った事、
話していけば、思ったより、悪い先生ではないし
先生も転勤一年目でよく分からないみたいよと言う。
でも、クラスの人数(42人)が多すぎて
手が回らないとも言ってたと言う。
カイのことも、退院したら、クラス情報を教えてくれると
言ってたよ、と事実だけを言う。
「ふ~ん」と聞いていました。半信半疑みたいな感じ。

「いつぐらいに退院する予定にしてるの」と聞くと
「まだ、考えてない」と。
「いつでも、待ってるから」
「そうなん?」
「当たり前やん。自分で目標をもってみてもいいと思うよ。
 まあ、みんなでがんばろうね」とりんりん。
「うん、分かった」と言って、たくさんのプレゼントを
抱えて、楽しげに車を降りていきました。

後で、今日、お姉ちゃんとして頑張ったソラに
「お疲れ様、頑張って、お姉ちゃんしてたね」とねぎらう。
「そうやろ~。ちょっと頑張ったよ」と、にっこりするソラ。
二人とも、いい子です。

誕生日は、一年に一回、その子にしっかり焦点を当てる日と
いうのが、以前からの家族恒例。
そう思ってきたが、親の自己満足の方が強かったんだと思う。
「やってあげた・してやった」とかね。
誕生日の子が、嬉しくなるような日にしなきゃいけなかったなあ。


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主治医との面談(2回目) [ 子ども・不登校の1年間 ] (18)
2005-09-03 Sat 11:00

やっとこさ、予約が取れ、面談できました。
先生が一人しかいないので
学会とか何とかで忙しく伸び伸びになっていました。

土曜日だったので、夫も同席。

☆まずは、先日の「病院から学校」の件を。
主治医は、今は受容の時期だから
本人がやってみたいと思ったことは
やらせてみた方がいいと言う。
失敗しても、失敗から学ぶことも多い。
今の彼は、失うものは何もないのだから。

う~ん、そうか・・・。
でも、家庭は社会の縮図。
家庭で上手く生活できないのに
果たして社会に適応できるようになるという事が
ありえるのでしょうか?

☆このまま病院での生活をダラダラと続けるより
何か刺激があった方がいいし、
同年代の仲間と居るということが
彼にとっては良い事。
仲間の中で、他所の家庭のことを話したり
親の話に触れる事により
苦しいのは自分だけじゃないかもしれないと
思ってくるところもある。

先日の幻聴の件は?

本人が聞こえたと言うのだったら
聞こえたのだと思います。
ただ、その前のカウンセリングの時
「お母さんは、うるさい、しつこい」という主旨の
言葉を盛んに言っていたので
それにとらわれている延長だとも考えられる。
統合失調症には、今のところ見えないが
今後の様子を見なければ不明。

家まで一人で歩いて帰ってきたのですが
親としては、途中倒れたり、
体のことが心配です。

何が心配でしょうか?
本人がそうしたいと思うのなら
大丈夫です。
私も大丈夫だと思ったから
外出許可を出してます。

自由すぎる気がします。

自由ではありません。
必ず、許可を取らなければならないし
必要でなければ、出しません。

先日の自傷行為は、どのように捉えたらいいのでしょう。
学校の話を始めたら、あのような行為をしましたが
なんだか、意図的な感じがしました。

それはあるでしょうね。
まだ本人の中に学校というものが無い時だったので
分かってほしいという気持ちがあったと思います。

どのように対処したらいいのでしょう?

本人の中から出てこない時期に
周りが物事を推し進めるとダメですね。
強制するより、受け入れてあげてください。

父親が病院へ毎日顔を出していますが
嫌そうな顔しますが。

そうでしょうね、今までの親子関係を考えたら、そういう態度は当然でしょうね。 

   ***************
      ~面談を受けて~

どこまで受容したらいいのだろう。
どこまでわがまま?とどこまで受容。
これは、親が考えなければいけない
宿題かな。
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アダチル的試行錯誤  息子・不登校の一年(17)
2005-09-02 Fri 10:58


少し、私自身の裏話を書きたくなった。
小さな字で・・・。ね(笑)

私の中に、親に愛されたと実感した記憶は無い。
親は、形として私を大事にしてくれたが
私の真実の気持ちはいつも、打ち消され
あってはならない物だった。

恨んではいないと思うものの
愛されたかった、小さな子供が
心の奥底で駄々をこねる。

欠けたままの心を埋められず
欠陥商品のまま大人になり、母になった。

母になっても
母性神話に悩まされた

子供を愛せない・・・
方法が分からない。

子供を色々な習い事に追い立てた。
が、ある日、ソラが
必死の形相で泣きながら
「もう、いやだ」と言った。

そのとき、初めて、子供がおかしいと気付いた。
嫌、違う。
子供がオカシイのではなく、
私がおかしいのだ。

人の思いが分かるようになるには
どうしたらいいのか、
子供と心通わせるにはどうしたらいいのか
模索が始まった。

それでも、そのときカイは余り眼中に無かった。
自分の悩みで精一杯で、
ソラを心に留めることが、やっとだった。
でも、カイは、置き去りにされた子供になった。
寂しい子供は、また寂しい子供を産んでしまった。

欠けた心のピースを埋めるため
家族の再生を願う今

心をどこに置き忘れたんだろうと
探す・・・
どこにあるんだろう。
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始業式 [ 子ども・不登校の1年間 ] (16)
2005-09-01 Thu 10:56

ネット見てたら、中2の子が、始業式の朝、飛び降り自殺・・・
と目に入った。
死ぬ事はなかろうに・・・と悲しい気持ちになる。
何があったのか分からないけれど
親にとっては、生きててくれさえすればいいと。




ソラちゃん、始業式の日が近づくにつれて
どよ~~ん度が増してました。
りんりんも、それとなく励ましながら
同時にハラハラしながら見てました。

「クラスの女子としゃべると気を使うんだ」
「部活が無いから、楽しみがない~~」とぼやいてました。

「その気持ち、分かるよ」と相槌打ちながら
休みの後の学校は、つらいもんだよ、言いながら
行ってしまえば、思っていたのより楽になるかもねえと。
「そんなもんかなあ」と言いながら
今朝は、出かける前に、二人で気合の手合わせして
出かけて行きました。

お昼には帰ってきましたが、
話を聞くと、行ってしまったら、特にどうも無かったそうな。
いつもの日常に戻ったようです。

「ねえ、高校見学会があるんだけど、行っていい?Kちゃんと約束した」
ええ、いい事です。どうぞ、どうぞ。
まずは、ホッとしたというのが本音でございます。やれやれ。





カイくん、8月30日にサッカー部の写真取りがありました。
本人も行くというので、
スパイク、ソックス、服を持って、病院まで迎えに行き
写真取りの時間にあわせて行きました。

「なんか緊張する」と言ってましたが、
(こっちはもっと緊張してるんだけど。。。笑)
車を降りて、グランドに入ると、即一年生が
「こんにちは」と大勢が挨拶してくれる。

練習が終わった2年生が寄ってきて
またまた、声を掛けてくれる。
特に仲の良かったN君とM君と何やら話している。
写真取りが終わると、帰り際
数人が「カイ~、バイバイ!」と声を掛けてくれた。

彼にとっては緊張したけれど、幸せな時間だったと思います。
その後、明日、N君とM君が、病院へ
遊びにきてくれると言っていた。

ありがたいことです。

丁度、その日から3日前に、カイは爆弾発言をしてた・・・。
「あのさ、病院から学校へ行くってできるのかな」
カイの最近の様子から突然な感じは受けなかったけれどね。
「う~ん、できない事はない。でも、学校へ行かなきゃと思うのと
行きたいというのは、違うからね。どっちなのかな」
「行きゃなきゃ、と思う」
「それは、脅迫観念に近い?」
「うん、そう」即答。

一瞬、迷う・・・。
そりゃ、行けたに越したことはないのである。
だけど、まだ退院も出来ていない状態だし。
「あなたが、心から行きたいと思ったら行けばいいと思うけれど
 そうじゃないみたいに感じるよ」
「そうだね、じゃあ、止めとく」と安心したみたいに言ってた。

今思えば、もったいなかったかなあと思わない事も無い。
チャンスだったのかもしれない。
正しい選択なんて、無いのかもしれないけれど
後になってみなければわからないね。
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