author : rinrin
適応教室卒業式
2007-03-22 Thu 15:40
8人の生徒のうち、5人が卒業しました。

先生方の手作りの、卒業証書、ひとりひとりに、メッセージが読み上げられました。

カイの大好きだった先生が、なんと、御主人のお仕事の都合で
ルーマニアに行かれるのだそうです。

その先生のお別れ会も兼ねて。。。(ノ_・。)ぐすん。。。

その先生の言葉が。。。じ~~んと来ました。

「広い砂漠で、転んでしまって、手に持っていたコップの水が
こぼれてしまった時、半分に減ってしまって、あと、これだけしか無いって思うのでは無く、あと、これだけあるのだから!と希望を失わないで欲しい」と言われてました。

この言葉は、よく聞く例え話しですが、
その先生が、話されると、また、格別な深みがありました。
きっと、子供たちにも、そうだったと思います。

そして、最後に、
「キミたちから、たくさん、学ばせてもらいました。心から、感謝します。そして、ここに居る、あなたたちは、やさしい子ばかりです。
ほんとに、みんな優しすぎるのです。
もっと、ずうずうしくなっていいくらいです。
あなたたちは、まだ、つぼみです。
今から、みんなは、困難なことに、絶対ぶち当たると思う。
けれど、負けないでください。強くなってください。
そして、その優しさを、大切に育ててください。
先生も、来月、言葉も全然分からない、ルーマニアに行きますが、正直9割は、不安でたまりません。でも、どこへ行っても、人は、きっと、気持ちで通じ合えると信じていますので、頑張ります!
そして、どこへ行っても、あなたたちを、応援しています。」

そう、力強く、言われました。

女の子たちは、ぼろぼろ泣いていました。
私ももらい泣きしてしまったわ。

とても、いい卒業式でした。
参加して、良かったです。

カイもりっぱに、代表をこなし、お手紙を先生に、渡していました。
本当に、人間的に、すばらしい先生でした。

このような先生に、出会えて、本当に良かったと思います。
適応の子たちも、きっと、この先生の心の一部を胸に持って、
ここを巣立って行くのでしょう。

そして、この先生が蒔いた種は、いつか、それぞれの場所で、それぞれの花を咲かせるのだと思います。

こんな先生、今どき、いません。
しかし、この先生は、正式採用の教員では、ありません。
以前は、ソラの学年で、一年間、臨時教師をされていました。
残念ながら、ソラのクラスでは、ありませんでしたが、
それでも、一学年まるごと、子供の顔と名前をしっかり覚えて下さっていて、
ソラにも、よく声をかけて頂いていました。
人気、絶大の先生でした。
ただ、面白いというだけではなく、人の本質を見抜く力を持っていらっしゃいます。
こういう、人の気持ちを分かる先生を、どんどん、現場に送って欲しいと願っています。
以前、適応教室で、「きもい~」という言葉を使った子に対して
「この教室では、「きもい」とか、人を傷つける言葉を使ったら、私が許しません!」
と、厳しく、言い渡され、それから、子供たちは、その言いつけを、守りました。
でも、その言いつけを、子供たちがなぜ守ったのか・・・
その先生に、絶大な信頼があったからです。
「この先生のいう事なら、聞こう」
そう、思ったのではないかと思います。
無能な教師は、こういう方から、たくさん、学ぶことが出来ると思います。

カイは、帰ってきてから、すぐ、昼間の分の、勉強に取り掛かり、
それが終わると、友達からの誘いで、出かけて行きました。

今日は、天気もよく、ほんとに、すばらしい旅立ちの日になりました。
私も、先生の「まだ、コップの水は、半分ある、これで、まだまだ頑張れる」
という気持ち、確かに、頂きました。

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別窓 | 息子 | コメント:2
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この記事のコメント
everさん←りんりん
人との出会いは、こういう醍醐味がありますよね。
泥の中に、きらっと光る、ダイヤモンドみたいに。
そういう人に出会うと、だるだるの生活を送っている自分を振り返り、私も、そういう生き方をしたいなあと、新たに、思い直したりします。
私にとっても、忘れられない、先生になりました。
きっと、苦しいとき、息子にとっても、適応で過ごした日々が、力になると思えます。
2007-03-22 Thu 21:44 | URL | りんりん #SAu5W79E[ 内容変更]
きっと、いつまでも心に残る卒業式となるのでしょうね。先生の言葉、私の心にも響きました。
2007-03-22 Thu 19:38 | URL | ever0123 #-[ 内容変更]
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