author : rinrin
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カイが語ったこと [ 子ども・不登校の1年間 ](22)
2005-09-11 Sun 11:10

実は、昨日から、カイが試験外泊で
家に帰ってきています。
本人が「退院」という言葉を口にし
主治医と相談して決めたようです。
3泊4日の外泊です。

最初、緊張が双方に見られたものの
徐々にほぐれてきました。
「普通に接する」

しかし、最初から私には目的がありました。
カイと、じっくり話したかったのです。
試験外泊の子をつかまえて
酷い親かもなあ・・・
常識的には考えられません。

でも、一度しっかりカイの闇と向かい合いたかったのです。
そのきっかけは、
先週の誕生日会。
この後、私は、理由もなく凄く落ち込んでしまい
危ない状態でした。
「寂しい」「孤独」「見放された感じ」「助けて」
ありとあらゆる負の感情に押しつぶされてしまいました。
やっと友人に話すことで、浮上しました。

その友人の手助けを受けながら、話す中で、ふと気付きました。
カイの感情に、感応して私までカイと似た状態に。
カイの負の力が、私の中に流れ込み
私の中の負の部分が、それに触発されてしまったみたいです。
うつ病の患者が家族に一人いると
その家族にも移ることがあると聞きます。

それは家族は、同じものを持ってる者同士が
集まる集合体なので、良くも悪くも共鳴するものだそうです。

そのとき、この感情が、カイのものだと想った瞬間
ああ、あの子はこんなに辛かったんだ、寂しかったんだ、孤独だったんだ
と涙がこぼれてしょうがありませんでした。
あの子にこんな辛い思いは、もうさせたくない!
そう思いました。

夕飯を食べて、布団を敷き、雑談をしていましたが
カイもなかなか話したくない様子で
「わからん」「考えてない」などど
投げやりな言葉しか返ってきませんでした。

途方にくれて、今日は話すの無理かなと思いかけたところ
「女王の教室」を見ながら
学校の先生の話からしてみました。

どうして先生に対して、反抗的だったのか・・
「先生が訳のわからない事いうから。
 間違っていることは間違ってると言って悪い?」

う~ん、なんか違うなあ・・・・

以前担任の先生から聞いていた、友達との
ケンカのことを聞いてみました。

考えながら
「先生が思ってるような事実はない。
 ただ、ケンカはあった。
 M達がHがいじめていたから、助けに入ったら
 反対にボコボコにされたけど」

ケンカは、頻繁にあったらしい。
どういう理由であったのか・・・
やはり、強い奴が弱い子をいじめるのを助けようとするが
反対にケンカがひどくなるか、自分がやられる。
その後、Mの仲間に呼び出されて
数人でまたボコられるのが、とても嫌だった。
「生意気」「調子に乗るな」と。。。

友達を助けたいと思うが、ケンカが弱いため力が無い自分が
情けない・・・。
仕返しが怖くて、段々友達を助けられない勇気の無い自分が
嫌だった。
いくら正義が大事だと思っても、自分にはその力が無いと
泣きながら言った。
「僕には力がない。ケンカを止めようとしても止められない。
 助ける勇気が無い自分が情けない。そして段々自信が無くなって
 何もかも、やる気が無くなってしまった。駄目なやつなんだ」

だから、正義なんて、この世には無い。
先生達は、きれい事だけ言う。
現実は、言ってることと、やってることは違う。
そう言ってカイは泣いた。

抱きしめて、一緒に泣いた。
「カイは駄目なやつなんかじゃないよ。
 謝るのは、カイに力を付けてやれなかった、お母さんだよ」

ごめんね。何度も謝りながら・・・
「カイは一人じゃない。絶対一人じゃないから。
 少なくとも、カイを必要としている家族が
 ここにいるじゃない。
 あなたを絶対に見捨てない」
そういうメッセージを何度も何度も送りました。


 パートナーは、既に寝てしまったし、その後
 ソラも寝てしまった。
パートナーは、カイと私が話をしている間ずっと
後ろで何も言わずに黙って見ているだけだった。

その後、朝の4時くらいまで、二人だけで話をした。
ケンカの詳しい話もじっくり聞けた。
先生との関係も。

「先生にあれこれ口答えするんは、損じゃない?」
「でも、間違ってることを言う」
「先生という職業は、管理するのが仕事だよ。
 子供達を囲いに入れて、一律に同じ事をやって欲しいんだよ。
 そこに、気持ちが入ったりする事は、極めて少ないものだと思う。
 それが仕事だから、カイが文句を言っても、効果は無いかもね。
 そういう先生も稀にいるけれど、それはほんとにラッキーだと
 思わなければいけない事かもしれない」
 
「なるほど・・・そうかあ」

悲しくなるような言葉で、現実を言わなければならない。
でも、それで、カイが楽になるのなら・・・



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