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歩いていこう

author : rinrin

不登校の心の痛みを超えて

息子にとって、中学時代の2年にわたる、不登校という経験は、家族にとって、やり直しの期間でした。
中学になって、たまたま、不登校に、ぶち当たったのではなく、その根っこは、小学時代、幼稚園時代、または、幼児期の中にあったと、考えています。

よく、子育ての集大成が、思春期だと一般的には、言われますが、うちは、その集大成が、不登校だったわけです。

子育ての集大成ですから、子の性格も、かなりあると思いますけれどね。
多くの不登校を支援する方々は、親を責めたりしません。
それは、親を責めても、いい結果には結びつかないことを、経験として、知っているからでしょう。だからと言って、無責任に、親の育て方が悪かったと、言っていいわけではありません。
このへんは、誤解を生みやすいので、微妙なんです。

しかし、親自身が、自分の子育てを振り返り、反省し、「自分達も、至らない親だったなあ」と思い、自らの行動を改め、改善していこうとすることは、大切な姿勢だと、思います。
私も、そういう方向で、ここまで、きたと思います。
けれど、ほんとのところは、まだまだ、だなと思っています。

昨年の4月より、通信高校へ通いながら、レポートに四苦八苦しながら、調子が悪くなったり、気分的にすぐれなかったり、考え込んだり、不安定になったりする息子をそばで見続けながら、何気に、サポートしてきましたが、まだ、回復の延長線上に、いるのだと、考えています。
決して、これで、もう、大丈夫なんて、思ってはいません。

時間は、かかると思っています。
失われた息子の時間を取り戻すには、時間がたっぷり必要だと、思うのです。
2年や、そこらで、回復できるのなら、うつや、不登校には、なっていません。
不登校になるまでの、時間をさかのぼるほどの、時間が必要だと思っています。

そう思うのは、私自身が、機能不全の家庭で育った、刷り込みパターンから、いまだ、抜け出せていない、たくさんの課題と直面する経験があるからです。
特に、働き出して、実社会での再出発を始めてから、たくさんの感情・・・、納得できない理不尽な感情、考え方の癖に愕然とすることも多いのです。

息子の心の傷も、時間をかけて、納得へ向かってくれたらいいと思います。
それには、彼を、私が、向かわせたい方向に、仕向けたり、元気になるように、方向性を示したり、一時しのぎのやり方は、彼には、通用しない。
彼自身が、自分の本当の心の声を、自分の心で、聞くことができるように、なるためには、
私の操作は、邪魔でしかないことだと思います。
これも・・・私自身のAC体験の回復の経験から得た、教訓です。

が、それも、わがままだ、甘やかしだ、放任だと、人の目には、映るかもしれません。

でもね、自分の人生を生きるには、自分の魂が、心底納得したことしか、人は、受け入れられないのだということを、私は、知っています。
人生の中では、人を裏切ることだってあります。嘘を言うこともあります。あきらかに、反社会的な行為をすることだってあります。
そういう、負の経験も、全部含めて、受け入れてしまうことが、コントロールしない、愛だと思うのですよ。

コントロール無しの、愛なんて、想像できます?
大体において、世間で、「愛」というと、見返りを求める愛だったりします。

そして、どんなに、醜悪だと思っている自分を、心から信じて、共感し、寄り添ってくれる人の存在が、どれほど、生きる希望につながる行為かということを私は、知っています。

だからね、私も、彼を自分の持ち物、従属物ではなく、自分の子どもではなく、一人の人間として、どんな時でも、彼を肯定していきたいと思うのです。
子供にはね、心の傷を越えて、自分の人生を愛して欲しいと思うのです。
それが、私が子供に残せる、唯一の財産だろうなあ。

そのためには、私自身が、ひとつひとつ、自分の感情にけりをつけて、とげとげを、丸く削っていかなくちゃねえと・・・
私が、そこまで、行き着かなくちゃなあと、漠然と、思っています。

きっかけは、不登校。
でも、その後は、私の問題。


不登校の子のその後の経過を、聞いたりしますが・・・
学校へ行き始めることを、不登校は終わったと、するのは、とんでもなく、間違いだと、思っています。
学校を卒業して、実社会に出て、再び、引きこもりになってしまった子、たくさんいます。
子供達は、生きる意味、存在の意味を捜し求めているのではないかと、思います。

私、息子に、よく言うのですが、「10年たって、自分の方向性が見えてくればいいね」と。
10年たって、見えてこなかったら、10年後、また、同じことを、きっと言うでしょうね。


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コメント

自分の思うままに、生きてみる。
その過程と、結果は、自分のもの。大人も子供もそうだと思います。
sarhaさんのコメントを読んで、子供を支えるとき、方や策ではなく、信頼して、任せることの大切さを重ねて、思います。

>信じて、祈って・・・

同じような方向性を持った方とお話できて、嬉しかったです。
sarahさんの深い祈りの片鱗を、感じました。
こちらこそ、ありがとうございました。
活動、がんばってください。

(^-^)

こんにちは。

不登校のお子さんを受け入れ、見守ることができると言うのは
お母さん自身が「自分探しの旅」を始めるための第一歩かもしれませんね。

そこにたどり着いてから、自分を見つめ、夫婦のことを見つめ
自分の両親や兄弟(姉妹)との事を見つめ・・、と続いて掘り下げていくのかなと思います。

うちの息子はもうすぐ20歳になりますが
高校3年になるときに不登校になり、
高校は卒業できず、「高認」を受けて中国の大学に進みました。
1年行ってみて、もっと他に学びたいことが見つかったとの事で
今は自宅で浪人中。その合間にチベットへ一ヶ月の一人旅などに行き、
私が想像する範疇を超えた、貴重な体験をしてきました。
そして
「結局は体があれば、なんとかなるんだよ」と言い切るたくましさを身に付けていました。

息子の育っていく様を見つめ、応援し、時に意見の交換をしながら
信じて、祈って・・・。の、毎日を過ごしています。
私自身も、一緒に成長すべく、いろいろ学んでいる最中です。

自分自身を掘り下げて、いろいろ考えるのは
しんどい作業ですが、大掃除のようでもあり、楽しいです。

今日も日本のどこかで、同じように日々学びながら過ごしていらっしゃる方がいると言うのを感じながら、私も前向きに進んで行きたいと思います。

ありがとうございます。

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