author : rinrin
安定期から転換期へ
2008-04-01 Tue 01:11
安定期に気をつけたことは・・・なんだったかなあ。

焦らないってことでしょうか。子供が、少し調子よさそうに見えてきたとき、つい、「次の期待」をしてしまいそうに、なります。
その期待が、困り者で、親には、そのつもりがなくても、子供側の受け取り方が、微妙だったりします。この時期、子供の行動を監視するのではなく、親としての自分を振り返る時期と捉えたほうがいいかと思いました。

ああ、そう、不登校が恥ずかしいって、子供に思わせないということには、かなり力をいれた気がします。まず、親が、世間の目からの脱却をすることだろうと思います。

よく、近所を犬をつれて、平日の昼間に、ぷらぷら、息子を連れて、散歩に行きました。
この近所の目の克服が、結構、大変ですよね。
買い物にも、ドライブにも、映画にも、ゲームやさんにも、二人で、よく行ったと思います。

今、息子が、「お母さんは、平気で、どこそこ連れ出していたよね」と、言います。
「だって、学校休めて、あなたとふたりで、どこでも行けるなんて、そうそう出来るこっちゃなかったもん。学校へ行っていたら、出来ないことだったねえ。楽しかったよね」

と、不登校であることは、マイナスではなく、私にとっては、素敵な時間だったと、息子にも言ってました。実際、そうでしたしね。

この頃は、仕事をしていなかったので、それが出来たのですが、密に息子と遊べて、良かったなあと今も思います。

そうこうしているうちに、夜になって、家族が寝静まった頃、私の布団の隣にきては、明け方まで、長話をして、(いろんな話をしたなあ・・・)いつの間にか、話し疲れて、寝てしまうというのが、続きました。

それでも・・・日によって、調子が良かったり、悪かったり、または、一日中寝ていたり、色々でしたね。
時には、夜の家出やリストカットのぶり返しもありました。

私自身も、その間、信頼する人に、相談したり、話を聞いてもらったり、アドバイスをもらって、安定してきた時期でも、ありました。

また、息子は、適応指導教室に行くようになり、そこで、暖かい先生との出会いによって、ほんとに助けられたと思います。

そして、安定期から、転換期へ。。。

ここが、ひとつの大きなポイントになるんじゃないかと思います。

子供が、少し充電してくると、「~したいなあ」とか、バイトしたいなあと、言い出します。
これは、病気で、寝たきりだった人が、治療で、少し元気になってきて、気力がわいてきた状態でしょうか。
でも、無理をすると、すぐに、後戻りしてしまう時期です。

最初の頃は、その言葉を真に受けて、「やっと、やる気になってくれたか」と、ついつい、あれも、これもと、差し出してみたりして、失敗したものです。

そこでも、親としては、葛藤もありましたけれど、結局、子供の人生は子供に任せるというところに、落ち着くのでした。
「元気になって欲しい期待」は、親としては、ほんとに、喉から手が出るほどに、欲しいものでしたが、その期待が、芽を出しはじめると、子供は、反対にしぼんじゃいます。

ここでは、親としては、相手をコントロールしないという訓練を、たくさん、積ませてもらいました。
相手を変えようとしない。
相手は、自分の思う通りに、動かないものだ。
そういうことですね。

そして、子供としては、親の気持ちや、世間の常識の枠を取り除き、自分の真実の欲求を探す時期でもあると思います。

結局、うちの場合、指示・命令が多かったせいで、自分の真実の欲求を殺し、親や、まわりの期待通りに生きてきて、疲れ果ててしまっていたというのが、不登校の根底にあったかと思います。

だから、私は、指示ではなく、忍耐強く、子供の欲求に耳を傾ける練習。
息子は、色々な感情を、感じ、味わい、自分の「こうあらねばならない」という思い込みをはずす練習。

そんな感じでしようか。

このあたりの練習は、非常にデリケートで、第3者の力をたくさん、お借りしました。
息子を親身になって、フォローして下さる方。
私に、的確なアドバイスをしてくれる方。
この的確なアドバイスは、私の言葉や、思考、行動の点検をするために、非常に役にたちました。
自分だけでは、自分の言葉や行動の癖が、なかなか、わかりませんでした。でも、そのアドバイスで、結構、落ち込んだりもしましたけどね(笑)
第3者に、支えてもらうというのは、とても、大切ではないかと思います。

その両方に運良く恵まれていたこと、本当に、感謝です。

転換期に、少しずつ、子供が外に自分で出るようになり、子供がこれをやってみたいと、言い出した頃、待ってましたとばかりに、子供を導こうとしないことです。

ありのまま、そのままで、子供を見守ってあげて欲しいなあと思います。



そして、子供が転換期から回復期になる頃に、是非、もうひとつ、親子で、やって欲しいなあと思うことがあります。

不登校になったのは、学校のせいだ、先生のせいだ、クラスメイトのせいだと、恨む気持ちが、もし、あるのなら、その気持ちにも、かたをつけておいた方がいいと思うのです。

人や、環境を責めても、それは、恨みとして、しこりとなるだけです。

恨みの気持ちを浄化する過程には、恨み、怒りを、吐き出し、味わいつくす、ことが必要ですけれど、
最終的には、その過程は、恨みの気持ちを、昇華させるために、必要なことであって、恨みや、しこりを残したり増大させたりするためにやるわけでは無いということを知っておいて欲しいと思います。


@@@@@@@

~本より抜粋~

回復期には、親子それぞれが、自分のペースで生活しましょう。

あなたは、いつも、こどものやることを見て不安に思ったり、恐れたりしていませんか。

@@@@@@@@@

少しずつ、手放して、お互いに成長を助け合う関係になっていければ、もう、大丈夫^^

そう思います。

この回復期に、働こうかな~と、私も思い、今に至ります。
まあ、それでも、回復したのか、してないのかの基準は、どうなのか分かりませんけど、
調子良かったり、悪かったり、息子のペースで、どうにか、通信制高校の一年次を終えました。
いいか悪いか、そんなことは、世間の評価でしかないので、どうでもいいんです。

今、穏やかで、ゆるやかな、家族になっていると思います。
よく、ここまで、これたなあと、感慨深く思います。




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別窓 | 日々徒然 | コメント:7
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この記事のコメント
おお~、そうか~ぷんちゃんも、中学なんだ~。
小学校より、親の修行は、きついぞ~~(笑)

こらえるエネルギーに、もんもんと耐える、・・・う~んと、力つけてね、
やっぱり、健闘を祈ってまふ!

でも、4月過ぎたら、な~んだ、今までと同じスタンスで、良かったんだと、思うわよ。
大したこと、ないって。しょせん、今までの延長です。気楽にね。

2008-04-02 Wed 23:26 | URL | りんりん #-[ 内容変更]
再び、お邪魔します♪
ちゅうか~、息子は、この春、中学校に進学ですわ。で、彼が、中学は行こうかな~、どうするかな~、とか言って、もぞもぞ、中途半端な感じで、動きよるのですわ。

それを、中途半端なままで、彼に任せて放っておくっていうのが、結構エネルギーいるんですよん。

つい、先回りしそうで、自分、うざいです。
修業中のらんでるでした。
2008-04-02 Wed 22:53 | URL | らんでる #-[ 内容変更]
らんでるさん

いいときに、いいコメント、サンキュv-238でした。

大和さんにも、らんでるさんのコメント紹介しました^^

春になると、気持ちが落ち着かないって・・・あれですか~、恒例になっている、新学年になって、担任の先生との、やりとりですか~?

「お母さん、もう少し、学校へ来させてください」とか、なんとか、言われちゃうねえ。
また、一から説明するのが、めんどくさいって、やつ。

毎度のことながら、大変ですね~。ご健闘をお祈りします!!(笑)


2008-04-02 Wed 22:30 | URL | りんりん #-[ 内容変更]
大和さんへ(追記)

えっと、言い忘れました。

陶芸に行くために、お母さんが、時間が取れないと困っておられましたね。そして、時期を逃すと、行く気が、萎えてしまうんじゃないかと、心配なさっていました。

親にとっては、チャンス!せっかく行く気になったんだから、行かせてあげたい気持ちも分かります。
でも、行かせてあげたい、の中に、お母さんの「行って欲しい」気持ちが、無いでしょうか?

まわりで、あわてて、予定を組んだり、しなくても、本当に、周銀ちゃんの中から、出てきた真実の欲求なら、今月行けなくても、来月になっても、必ず、行くと思いますよ。

行ってもOK、行かなくてもOK、どちらでもいいよ、そう、淡々と受け入れて欲しいと思いました。
2008-04-02 Wed 22:24 | URL | りんりん #-[ 内容変更]
大和さん

お久しぶりですね。
周銀ちゃん、安定しているようで、いい調子ですね。

ただ、大和さんが、「行けたらいいな」と思っていることは、たぶん、周銀ちゃんには、分かっていると思います。そして、それが、少し、周銀ちゃんにとって、負担になるような気がします。

たぶん、言葉に出さなくても、分かりますねえ。

私、思うのですが・・・
周銀ちゃんが、自分の深いところから湧き出る「こうできたら、いいな」と思っていることと、「こう言ったら・・・、~したら、お母さんが喜ぶだろうな」ということの、区別が、まだ、自分で、分からないのではないのかなあと、思ったりします。

そして、言葉に出してみて、反応を探っている気がするのです。
親を無意識に、試しているんですね。

その試しに、なかなか、うちも、合格できませんでしたけど・・・ねえ。

その時の子供の状態は、親が自分をそのままで、受け入れてくれるかどうか、それを、知りたいのだろうと思います。

子供は、自分の今の状態が、「良い」とは、決して思っていないので、自分なりに色々あがいてはみるのですが、その思考回路は、どうしても、自分が主体ではなく、お母さんの思考が主体になってるはずです。
だから、何かを始めたいと思っても、自分が、果たして、それを本当にやりたいのか、どうなのか、自信がなく、どちらかというと、自分以外の人の思考回路なので、「なんか違う」と違和感があるのだろうと思えます。
その思考回路を、自分の思考で考えるように、するには、一度、全部、お母さんが思う、「こうなれば、うれしい」という希望?期待?を、外して、何もしなくても、あなたは、OKな存在なんだということを、徹底的に、数ヶ月続けてみて欲しいと思います。

まず、親に、受け入れてもらって、初めて、子供は、自己肯定を作っていけるのだと思います。そして、親の思考ではなく、自分で考え始めるのです。
自分で考えて、自分の欲求で、動き出した子供には、余計な手伝いや先回りは、必要ありません。
ただ、淡々と、頼まれたことをすればいいんです。
今は、そんな時期なのではないでしょうか・・・

この自己肯定を作る時期が、安定期の一番の子供の課題だと思います。


らんでるさんが、いいコメントを下さっています♪

>子どもの周りの環境を整えてやることなんて、母親の仕事じゃないですよね。
うまく子どもをコントロールするなんて言うのも、母親の仕事じゃないですよね。
>息子から頼まれたことだけやって、後は、畑に行っちゃうよ。

指導・命令型の親は、これが、ほんとに、分かるまで、時間がかかります。
親の子供に対する考え方、対応を根底から変える必要があります。
そして、子供から、親が自立することができて、やっと、子供が、エネルギーを充電することができるんですね。

私もそうでしたが、子供の行動、言動に、一喜一憂しているうちは、まだまだ、子供から、自立しているとは、言えません。
淡々と事実を、受け入れることの難しさ・・・ですね。

今まで、大和さんは、一生懸命努力して、周銀ちゃんのことを、少しずつ、受け入れ、理解してこられました。
もう一息ですよ。

がんばってください。応援しています。
親が変われば、いいんです。
難しいですけどね^^


2008-04-02 Wed 22:14 | URL | りんりん #-[ 内容変更]
おひさ~♪
色付きの文字
最近の、りんりんさんの記事、興味津々で読んでおりますよん。

子どもの周りの環境を整えてやることなんて、母親の仕事じゃないですよね。
うまく子どもをコントロールするなんて言うのも、母親の仕事じゃないですよね。

ああ、もう、今まで、どれだけ背負いすぎてしまおうとしてきたか。も~!

暖かくなってきました。
畑が私を待っています。

わし、息子から頼まれたことだけやって、後は、畑に行っちゃうよ。

ああ、もう、4月は心がざわざわして、イヤやわぁ。
2008-04-02 Wed 18:05 | URL | らんでる #-[ 内容変更]
こんばんは

これは今の娘の状態でしょうか。
昨日バイトしようかと言い出しました。
黙って聞いていたけど 今バイトしたら潰されるんじゃないかと心配になりました。

それでもバイトしようと思いついたことが前向きな気がして 嬉しくなりました。

暴飲暴食も終わりつつあります。


嬉しいけど つい次の期待をしそうになります。
何度も失敗してきたのに 今度は!と思ってしまいます。

それでも以前よりは自分の気持ちに余裕があると思います。
のんびり 今のチャンスを楽しんで利用して欲しいと思っています。
2008-04-01 Tue 21:46 | URL | 大和 #-[ 内容変更]
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