author : rinrin
スポンサーサイト
-------- -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
別窓 | スポンサー広告
【エクササイズ物語】1.出会い~序章
2008-10-03 Fri 10:04
この物語は、私のインナーチャイルドとの出会いを書き綴っていきます。

「物語」と、書きましたが、わかりやすいように、少し、脚色しています。

癒しのおこる過程と、私の内側で、起こった事実を、忠実に、再現したものとして、

いつか、形にして、残したいという漠然とした、私の願いの一部です。


気長に、お付き合いくださいませ。....〆(・ω・` )カキカキ


***********


息子(以下KAI)の不登校が、始まって、5か月過ぎていた。

自分の部屋にこもり、時折、規則的に壁を叩く音がする。

そういうときは、また、始まったのだと、私は、その音を聞きながら、心を凍りつかせていた。

そして、ふらふらと、二階から、おりてきたKAIは、

自分で、救急箱を開けて包帯を、手首に巻き、再び、自室へ戻っていく。


最初は、問い詰めたものだ。

なぜ、手首を切るのか、と。

しかし、問い詰めても、彼は、口を開かない。


無力感の中、KAIの去ったリビングで、ぼんやり、私は、

数か月前まで、元気で明るかった彼を、思い起した。

彼は、我が家の、ムードメーカーだった。

小学生のころは、気難しい姉と、無口な夫、子育てサークルの幹事をして、

よそで神経をすり減らした機嫌の悪い私に代わって、

家庭に、笑いを提供してくれるのは、いつも、彼だった。

中学に入って、自室に引きこもりがちになり、めっきり、口数が少なくなったのは、

反抗期の特徴だろうと、思っていた。

それでも、サッカー部に入って、友達との交流もさかんで、

このまま、大人になっていくのだろうと、考えていた。


彼に顕著な異変が起こったのは、6月の運動会の前後からだった。

発熱、頭痛、だるさで、学校を休むことが多くなった。

しかし、夕方になると、元気そうに、ゲームをしていた。


それが、一月ほど続いたのち、どこか、体に悪いところがあるのではないかと、

かかりつけの、小児科に行った。


そこで、「起立性調節障害」だと、言われた。

説明されても、(何?それ)という、感覚でしかなかった。

思春期に多いと言われる、起立性調節障害・・・

心身症の一種。

私は、休めば、すぐに、復帰できるのだろうと思っていた。

調子のよさそうな時は、昼から、学校へ送っていった。


しかし、症状は、ますます、ひどくなっていった。

朝、起きられないことから始まり、やがては、ふとんから、

起き上がれない状態に、なってしまった。

文字どおり、起き上がれないのだ。

食事もとれなかった。

トイレさえも、這っていくような状態になった。

一度は、トイレの前で、粗相してしまい、途方にくれて、

ぼんやり座りこんでいるKAIを、見た時には、

その事の重大さに、背筋に、悪寒が走った。


布団の中で、彼を、抱きかかえて、スプーンでゼリーを食べさせた。

何か、食べさせるものを・・・と、毎日、彼の好物を、そろえてみた。

一番のヒットは、はちみつとバターの、小さなホットケーキだった。

これが、その頃の、彼の主食となった。

KAIは、もともと、食べても、食べても太らないたちで、

その痩せた体から、さらに、エネルギーが減少していくのを、

焦りに似た気持ちで、私は、見ているしかなかった。


日々、廃人のように、なりつつある彼は、

まるで生きることを、拒否しているかのように、私には、映った。



そんな中で、彼を説得して、精神科の思春期外来に連れていった。

説得というよりも、誘導した。

そして、そこで、うつ病という、診断をもらい、入院をすすめられた。


不思議と、彼は、入院に、乗り気だった。

すぐにでも、したいと、答えた。

今、思うに・・・家族と離れたかったのだろう。

そして、後に、彼が、述懐する言葉の端々から、

親を物理的に、殺してしまうかもしれない、傷つけてしまうかもしれない、という、

自分の欲求が、抑えられなくなっていたということが、

彼を、早急に、入院に、追い立てたのだと、知った。

彼は、そんな自分が、どこか、おかしいのだと、思っていたようだった。


それは、後に分かったことであって、その時は、家族の誰ひとり、

彼の心の闇に、触れられなかった。

とにかく、彼は、自分を守るためというより、家族を守るために、入院した。


入院したといっても距離的に近いところを選んだため、

私と夫は、どちらかが、毎日、彼に、会いにいった。

彼は、迷惑そうな顔をして寝ていることが、多かった。



そして、私は、彼が、自分を犠牲にして、得た時間で、

ネットで、不登校、起立性調節障害、うつ病を、調べた。

1日の大半の時間は、それに、費やしていた。

そうでも、していなければ、自分も壊れてしまいそうになるのだった。



不登校関係のブログを訪問しては、ただただ、読みふけった。

やがて、触発され、自分でも、ブログを作ってみた。

コメントを付けるということは、そのころは、あまり、しなかったけれど、

それらによって、心が一時でも、癒されたことは、事実だった。

でも、それは、一時的なもので、

現実は、何一つ、変わることは、なかった。

毎日、現実を突き付けられる、私には、焦りとしての、ジレンマが、あった。




9月・・・あるブログの管理人さんから、一通のメールを受け取った。





なんだか、大変みたいですね。

よろしかったら、お話、しませんか?




これが、後に、大きな転換のきっかけとなる出来事になろうとは、

そのころの私には、想像も、できなかった。



関連記事
別窓 | インナーチャイルド・エクササイズストーリー | コメント:8 | トラックバック:0
<<【エクササイズ物語】2.心おだやかにいきるために | 歩いていこう | 小学6年生の子殺しに、思うこと>>
この記事のコメント
u-たんさんへ
物語は、旅のようなものです。
一緒に、皆様と、旅を満喫できますよう、精一杯、がんばりま~す。

でも、遅いよ・・・(笑)
2008-10-04 Sat 19:23 | URL | りんりん #-[ 内容変更]
虹色スミレさんへ
過去の記録を、せっせと、探しております~。

登場人物の「私」を、客観的にながめながら、物語を紡いでいこうと思っています。

下書きしながら、時系列と、照らし合わせて書いていきますので、時間がかかります(汗;
気長に、お付き合いくださいね。

2008-10-04 Sat 19:20 | URL | りんりん #-[ 内容変更]
じゅんこkaaさん
過去日記に、ばらばらに、ちりばめたエクササイズを、せっせと、ひろい集める作業って、かたづけが苦手な私には、難儀なことですって^^;

やばいことを、下準備もなく、はじめてしまって、ほんと、やばい、やばい(爆)
2008-10-04 Sat 19:14 | URL | りんりん #-[ 内容変更]
私もです
次が読みたくてたまりませ~ん。つい覗いてしまいます!
2008-10-04 Sat 10:29 | URL | u-たん #8mQnrvzk[ 内容変更]
No title
りんりんさんの物語 楽しみです。続きもお早めにお願いします(笑)
2008-10-04 Sat 09:22 | URL | 虹色スミレ #-[ 内容変更]
No title
りんりんさんの過去の日記もゆっくり読みたいと思いながら、なかなか時間が取れなかったからちょうどよかった(笑)
気長にお付き合いしまっせ~♪
2008-10-04 Sat 02:59 | URL | じゅんこkaa #-[ 内容変更]
きんたろうさんへ
ぼちぼちマイペースで、やっていきます。

私の最後の癒しの物語です。

どうぞ、見守っていて、くださいませ^^
2008-10-03 Fri 21:32 | URL | りんりん #-[ 内容変更]
いつも見てます。
ついに動き出されたんですね。

おめでとう♪

やり遂げてください・・
応援しています。

きんたろう
2008-10-03 Fri 20:39 | URL | きんたろう りんりんさんへ #sARJH.kY[ 内容変更]
コメントの投稿
 

管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック
トラックバックURL

FC2ブログユーザー専用トラックバックURLはこちら


| 歩いていこう |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。