author : rinrin
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【エクササイズ物語】11.和解
2008-10-14 Tue 08:59
歩行期のチャイルドとの接触で、しばらく、頓挫していたエクササイズでした。

時間をおいて、再度、チャイルドと対峙するべく、

エクササイズを再開したのだった。


ここを、越えたい・・・そう思った。



チャイルドは、赤い釣りスカート、白いブラウスという出で立ち。

チャイルドは、仁王立ちして、めらめらと、怒りを発し、私をにらみつけていた。



もう、怒らなくていいんだよ。

もう、いいんだ・・・


そういう思いが、誰に言いたいということもなく、独り言のように、こぼれた。


もう、やめたいんだ。。。

終りにしたいんだ。。。。




チャイルドに近づき、彼女を抱きしめた。


チャイルドは、抵抗を示しながら、もがき、再度、私を刺してきた。

しかし、生々しい様子とは裏腹に、もう、痛みは、感じなかった。


あなたは、わたし。

あなたのつらさは、わたしのもの。

もう、いいんだよ。

あんしんして、ここへ、おいで。



どのくらいの時間がすぎたのだろう・・・

チャイルドは、手に持つ、枝の切れ端を、ぽとりと、地面に落とした。

そして、最初は、小さく・・・やがて、大きく泣きじゃくりはじめた。


ここへ、おいで。



わたしたちは、手をつないで、広い海が見える草原に立っていた。



その後・・・チャイルドの感じから、私は、男の子として

生まれなくて、残念だった気持がわかった。

事業をしていた父にしたら、

男の子だったらよかったのになあという気持ちがあったのだろう。


そのことを感じながら、

私自身、幼い頃、「少年」になりたい自分だったことを、思い出すのであった。

親の心の中の思いは、

口に出さなくても、子どもには、わかっているものなのだろうと、

そういうことを、改めて知るのでした。

それほど、子供というものは、無意識に、親の気持ちを察し、

親の望みどおりになりたいと、思うものだということを・・・。

親は、それをいいことに、「あなたのため」という大義名分で、

いつまでも、子供を追いかける。



KAIの不登校でも、

彼自身、それほど、自覚はないのだろうが、

親が望む、漠然とした「いい子」を、心で感じ、

一生懸命、演じようとしたのだろう。



馬鹿だなあ・・・

私も・・・KAIも。。。


世代間連鎖とは、なんと、痛々しく、悲しいものなのだろうと思うのだった。


もう、終わりにしたい。。。

負の遺産は、もう、いらない。

わたしたちは、わたしたちのままでいいんだよ。

別のものに、なろうとしなくていいんだよ。



チャイルドの小さな手をにぎりしめ、

草原の風に吹かれながら、

わたしたちは、互いに、目を見合わせて、微笑んだのだった。

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この記事のコメント
No title
ただの、読み物だと思って、読んでいただければ、

とても、嬉しいです。

いつも、読んでいただいて、恐縮です^^;

このあと・・・ですか・・・

エクササイズ中で、一番きつかった、鬼門・・・学童前期に入ります。

2008-10-14 Tue 11:20 | URL | りんりん #-[ 内容変更]
No title
ついに,和解されたのですね。
読んでいて,こちらもおだやかな,すがすがしい気持ちになりました。


このあとは,どうなるのでしょう?

2008-10-14 Tue 11:03 | URL | 虹色スミレ #-[ 内容変更]
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