author : rinrin
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【アダルトチルドレン】3.心の基盤(記憶を摩り替える理由)
2009-10-02 Fri 09:43
昔、幼かった源家族の頃のこと。

夕食の頃、父親が、晩酌をはじめる。

一杯目・・・を飲み干す。

2杯目に、なると、私は、大急ぎで、ご飯を食べ始める。

すでに、父親の目は、家族の一挙一動を監視しはじめている。


ここで、失敗したら、夜の惨劇の始まりだ。


箸の上げ下ろしから、小さな音、茶碗の置き方、

私や、妹や、母親のささいな動きや言葉を、

牢屋の番人のような視線で監視する父親を感じながら、

生きたここちがしない毎日の食事風景。

緊張しながら、一刻も早く、この場を立ち去りたい気持ち。

あの・・・映画のジョーズで、ジョーズが、背びれを見せながら、次第に迫ってくるような、あんな感じを想像していただけたら、わかりやすいかもしれません。

この記憶が、後に、私が、人と食事をすることを、ひどく苦手にさせた事だと、今ならわかることも多いのですが。。。(今は、全然大丈夫ですよ^^)


で、どんなに、自分たちで、父親の地雷を踏まないように、気をつけても、
結局、地雷を踏むように、誘導される。

要するに、父親にとって、ゲームを仕掛ける理由はなんでも、良かったんです。
仕掛ける理由を探していたのですから。
なので、地雷を踏まないように、必死で防御していても、
踏むように、仕掛けられるので、子どもの私や母親にとっては、何が地雷なのか、
もう、さっぱりわからないんです。

それで、父親は、荒れる。
待ってましたとばかりに。

父親自身も、きっと、そうやって、幼いころを、抑圧的に育てられたのでしょう。
と、今なら、誰も、悪くなかったんだ・・・と、理解のしようもありますが、
当時、何の力もない子どもだった私は、自分が悪かったんだと、思うしかなかったのでした。
そこから、「自己否定」の癖が、身に染み付いたのだと、考えています。
「自分が悪かった」と思えば、すべて、納得できたからですね。

そうして、私は、心の奥底で、地雷を踏んだ自分を、嫌悪し、
自分に、怒りを向けていったのです。

その過去が、「自分を消したい、死にたい」に
つながっていったのだろうと思います。

あのとき、「あなたは、何も悪くない」と、言ってくれる人がいたら・・・
どんなに、救われたことでしょうか・・・

しかし、残念ながら、このような家庭は、ひどく閉鎖的で、
決して、負の部分を、他人に、悟られないよう、細心の注意を払います。

「言ったらいけない」

そういう、暗黙の禁止令が、発動していますので、
誰にも、言えない。
それには、母親の意思も、加担していると、感じます。
「言っても、誰も、信じてくれないから」
その言葉で、幼い子どもは、
「言ったらいけない。言ったら、両親が悲しむ」と、学ぶわけです。

その上、父親は、学校のPTA役員なども、やっていましたし、
商売上、とても、「いい人」で、通っていました。
会う人、会う人が、「面白くて、いいお父さんで、いいねえ」と。

世間の人が、そういうなら、
私が、感じている、嫌な父親は、きっと、嘘なんだ、
きっと、私の、感じ方が悪いんだ・・・

子どもには、二つの相反することを、同時に、納得するには、そう思うしか、なかったでしょう。

「両親は、いい人たちだ」

自分で、そう、記憶を摩り替えていきます。
それが、毎日、毎晩、惨劇が繰り返されるたびに、
まるで、負のアファメーションのように、
偽者の、記憶を、植えつけていっているようなものですね。

嘘の記憶に、しがみつかなければ、
この、家族の状態を、どう、解釈すればいいのか、
わからないんですから。

そして、「私が、悪いんだ」
で、納得するしかないんですね。

人は、そうやって、理解不能な矛盾に満ちた出来事を、記憶の書き換えと、
すり替えをやって、自分を守ろうとしていくんでしょうね。
あげく、本当の自分を失くしていくのでしょう。

これは、子どもなら、なおさら。
しかし、大人でも、そういうことが、同じように、起こるんですね。



たとえば・・・

借金ばかり繰り返している身内がいるとします。
その様子を近くで見ながら、
お金があるから、カード会社があるから、
人が、だめになるんだ。

と、思ったりします。

その人の心の中に、
お金は、悪だという理論が出来上がります。
それで、金持ちを、嫌悪したり、無駄使いする子どもを
怒ったり、したりします。
また、自分も、そういう生き方で、縛ろうとします。

本来、お金は、悪でも、善でもなく、
ただ、存在するものにしか過ぎません。
どう使うかだけの話なんですが、

最初に、「お金は悪」だという刷り込みが、出来上がったばかりに、
その理論が、その人の、行動、言葉を、支配していきます。

お金が、あるって、いいじゃないですか。
あればあるほど、豊かに暮らせる。
人も幸せにできる。


そういわれても、
「お金は、身をつぶす」という信念が、
それを、邪魔し、あげくには、嫉妬を生んだりするわけです。

ほんとは、誰でも、お金持ちになりたいって、
心の奥底では、思っているでしょ?
あれも、したい、これも、したい、
こんなこと、してあげたいって。
だから、みんな、宝くじ、買うんでしょうに。

すりかえられた信念や、考え方には、
そういう、矛盾が、必ず、あるはずだと、最近、私は、思ったりします。


話、それちゃいましたけど、
記憶を摩り替えたことに、気づかず、
「自己肯定感」を、得ようと、思っても、なかなか、難しいですね。
先に、「私が悪い」が、基盤としてあるのですから。

「私が悪い」と思い続けた分の年月に比例して、
負の遺産である、怒りや、憎しみが、沈殿していくのでしょう。

過去からの、そういう負の遺産を書き換えるのは、
ほんとに、並大抵ではありませんけど、
過去と現在をつなげていく、
記憶を、取り戻す、
点と点を線にしていく、
そんな作業が、インナーチャイルドの、ワークなんだろうと、思います。

グリーフワーク(嘆きのワーク)・・・とは、よく言ったものです。
負の感情を吐き出していかないかぎり、
コップは、空にならないと・・・

また、さらには、負のアファメーションに、打ち勝つ
強力な、正のアファメーションを、
自分に、落とし込むことも、大切なんだなあって、
思ったりします。



自分の中の幼い子どもを抱きしめて、

私は、何度でも、言うよ。

「あなたは、悪くない!」


あの頃、誰かに、言って欲しかった言葉。。。。
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このコメントは管理者の承認待ちです
2011-06-21 Tue 22:24 | | #[ 内容変更]
承認待ちコメント
このコメントは管理者の承認待ちです
2011-06-21 Tue 22:23 | | #[ 内容変更]
はじめまして^^ レオンママさん。
Eggiさんところで、お見かけしておりました。

コメント、訪問、ありがとうございましたo(*^▽^*)o~♪
しかも、半年前から、読んでくださっていただなんて、
とても、嬉しいです。

わんこ関係者、大歓迎ですよ^^
私には、もう、わんこは、いませんけど、
わんこのお陰で、今があると、いっても過言ではないですから~。

>「明るい家庭」と書かれた紙で上手に包装された危うい集団だった

すごく上手い表現だなあと、感心しました。
うちは、とっても、分かりやすい、陽性のアルコホリック機能不全家庭でしたが、最近、わかりにくい陰性の機能不全家庭も増えていることを、痛感します。

レオンママさんも、わかって、よかったですね。

>うまいこと利用されたものです。

ふふっ。明るく、そう表現されると、気持ちが負へ向かわないので、いいですねえ^^
誰も、悪くは、ないって、ことですね。

アファメーション、使ってくださって、ありがとう。
自分のために、どんどん、言ってくださいね^^

きっと、助けになると思いますよ。






2009-10-05 Mon 21:11 | URL | りんりん #-[ 内容変更]
あ、すみません、URL付いたままですが
ACとはあまり関係ない犬のブログやってます。
2009-10-05 Mon 00:38 | URL | レオンママ #-[ 内容変更]
こんばんは
コメント欄でははじめまして。
ばーや改めレオンママでございます。

今度はコメントしたいな、と思いながら、数えてみれば半年も読み逃げさせていただいてました(^^ゞ
りんりんさんの源(今はこの字を使うのですね)家族の風景を読ませていただいて
久しぶりに自分のも思い出しました。
アルコールは表面に出ていませんでしたが
「明るい家庭」と書かれた紙で上手に包装された危うい集団だったと気付き始めたのは
私が子供を育てるようになってからでした。
うまいこと利用されたものです。

>自分の中の幼い子どもを抱きしめて、

>私は、何度でも、言うよ。

>「あなたは、悪くない!」

はい!何度でも。

何度でも。
2009-10-05 Mon 00:36 | URL | レオンママ #-[ 内容変更]
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