author : rinrin
【アダルトチルドレン】心の基盤 6.消しゴムの記憶
2009-10-16 Fri 15:05
「好きなものは何?」

「ん~・・・」(わかんな~い)


このような問答を繰り返すこと、何十回・・・。


やっと、出てきたのが、

「文房具!が好きかも。。。なあ」

私は、かわいい小物、ペン、消しゴムを見かけると、つい、買ってしまいます。
そして、娘にあげちゃいます。
(息子は、喜ばないんで・・・)

今は、娘も好みがありますので、治まってしまったけど、
かわいいのが、好きでした。
意味もなく、デコペン買ったり・・・
消しゴム、買ったり・・・

そんなことを、断片的に、思い浮かべていると、

かすかに、チラッ、チラッと、脳裏に、幼い頃の思い出が、蘇ってきた。


来た来た来た、キタ―:.゚ヽ(≧▽≦)ノ゚.:。+


私が小学校低学年の頃・・・色がついて、匂いのついた消しゴムというやつが、流行り出した頃でした。
私の家では、そういう消しゴムは、当然、使わせてもらえませんでした。
消しゴムは、○んぼの、砂消しと、対になっている事務用の消しゴムか、
monoみたいな、正統派な、消しゴム。

色や匂いがついた消しゴムは、不良や、勉強の嫌いな悪い子が使うもの、という決まりごとがありました。(笑っちゃうでしょ)

文房具は、自由に買えるはずもなく、母親が買ってくるのは、変わり映えのしない、事務用品。
子ども心に、期待しちゃうんです。
いつか、色と匂いのついた消しゴムを買ってくれるんじゃないかと・・・
そして、私の期待は、何度も、何度も、果てしなく、裏切られていく。

「欲しかったなあ・・・匂い消し」

友達の消しゴムが、羨ましくて、羨ましくて・・・

色が付いた消しゴムが、欲しいと、訴えたこともあったかすかな記憶も蘇る。
そのたびに、「あんなの、ノートが黒くなるでしょ」と、母から、あえなく却下。


そして、下敷きの記憶。

私に与えられたものは、ピンクか、青色の無地の下敷きだった。
キャラクターものは、買ってもらえなかったなあ・・・
それで自分で、けなげに、無地の下敷きに、マジックで絵を描いた。
当時、TVで放映されていた、ジャングル大帝の絵を描いた。
幼い私は、人と違うことをすることで優越感を得、自分を慰め、満足した。
「これで、いい」
と、記憶の操作を、そこに入れた。

ほんとは、鮮やかな色をした、キャラクターものが、欲しかった。
諦めるために、私は、人と違うことで、かわりに、優越感を得た。
欲しいという素直な気持ちを、勘違いした優越感に、すり替えた。

親に訴えても、無駄だと、失望するまえに、
親と、自分を守るために、思考を書きかえたのでした。

ねじれた、記憶の操作。
悲しい記憶の操作。

それらの、かすかな積み重ねが、
やがて、生きづらさを感じさせる、思考をになっていったのです。

幼い頃、自分を守ってきた理論と思考。。。
幼い頃、ただ、欲しかったなあという素朴な気持ちだったはずなのに。
重なり続けて、失望の数が多すぎて、悲しみと、怒りを心の中に落とし込み、肥大した優越感だけが、残っていったのだね。


からまった糸が解ける瞬間を感じた。


そして、・・・娘が小学生の頃、消しゴム集めをやっていた頃、それに、私も便乗して、バケツ一杯になるほど、買いこんでいた事と気持ちが重なる。

お寿司や、ケーキの形をした消しゴム。
ポケモンの消しゴム。
牛乳パックの形の消しゴム。
色とりどり、匂いも、とりどり。
それは、もう、大量に、ありました。

それらは、私の幼い頃の、やり直しでもありました。
当たり前ではあるけれど、消しゴムを自由に買えることが、ただ、嬉しかったのでした。
娘に喜んで欲しいという気持ちよりも、自分が、癒されたかったのでしょう。

そんな、ささやかな、日常の記憶が、今の行動や思考方法とつながっているんですねえ。

だから、私も、問うてみるのです。
あなたの好きなものは、なんですか?

.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+。.:*・゚+。.:*・゚


次は、コップの記憶です。(たぶん)
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