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歩いていこう

author : rinrin

暖かい記憶が闇を切り裂く【アダルトチルドレン】

私は、生まれてこなかった方が、よかったんだ。

私は、ここにいちゃいけないんだ。

私は、愛される価値なんてないんだ。

私の居場所は、どこにも、ないんだ。

誰も、助けになんてきてくれない。

辛い・・・つらい、つらい・・・暗い暗い闇に心が飲み込まれる。

ひとりぽっち、

ずっと、ひとり・・・。さびしい・・・。

物心ついた頃から、ずっとずっと、そう思ってきました。


心の基盤が、そういう思考回路を作り続けて、数十年。
そこから、果たして、私は回復していけるのだろうか・・・と。
人生を何度呪い、絶望したことでしょうか・・・。


皆さんは、「スーザン」という少女の「セカンドチャンス」というドキュメンタリー映画をご存知でしょうか。(残念ながら、私は、ドキュメンタリーの方は、見たことはなんですが^^;)多くの心理学サイトで紹介されている、有名なお話なのでご存知の方も多いかと思います。
こんなお話です。

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ある病院に、2歳になる女の子(スーザン)が、入院してきました。
スーザンは、2歳だというのに、体重は5か月児。身長は、10か月児なみ。
歩くこともできず、おしゃべりもできません。
検査をしても、何も悪いところは、見つかりませんでした。

あるとき医者たちは、スーザンが病院へやってきて3週間過ぎても
両親が一度も見舞いに来ないことに気付きました。

医者は、スーザンの両親と面談する中で、
スーザンが、2歳になるまで、
両親から、正統な愛情をもらえてないことに、気づきました。

抱かない。
おっぱいも、哺乳瓶を突っ込むだけ。
「おまえなんか、生まれてこなければよかった」
そういう言葉を2年間、浴びせられたスーザンは、
自分で自分の発達をとめてしまったのでした。

この子には、愛情が必要だ・・・
そう考えた医者は、すぐに、病院のすべての看護師を集めて、
その前に、ひざまづいて懇願しました。

「この子にあなたたちの大切な時間を少しわけて欲しい。
一日のうちの6時間でいい。スーザンに、話しかけ、ほおずりし、
愛ある言葉をかけて欲しい」と。

看護師たちは、ローテーションを組み、スーザンに関わりはじめました。
最初は、スーザンは、抱かれることを拒み、顔をそむけます。
しかし、いつしか、無表情だったスーザンの顔に感情が戻り始めました。
歩くこともできなかったスーザンは、自分の足で、病院の廊下を歩きはじめたのでした。

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この文章を書きながら、もうすでに、涙目なのですが・・・(ノ_・。)


さて・・・自分の体に意識をもどしてみましょう。
自分の体・・・手、足、顔、口、耳・・・
身長、体重、小さい頃からと比べたら、私たちはずいぶんと成長しています。
そして、今、ここに、生きています。
子どもがいて・・・愛する家族がいて、ペットがいて・・・
それでも、心に空洞を感じるアダルトチルドレン。
わかりますよ・・・その気持ちは。
私も、ついこの間までは、そうでしたから。

でも、よくよく、振り返ってみてください。
ここまで、自分が成長することができたのは、
スーザンのように、「愛」を誰かからもらってきたからではないでしょうか?
残念ながら、親からでは無かったかもしれません。
大好きだったおじいちゃん、おばあちゃんだったかもしれません。
なんだか、気のよさそうな、隣のおばちゃんだったかもしれません。
いつも、からかわれていたけど、面白かったおじちゃん?
いきつけのお店のおばちゃん、おじちゃん。

それなのに、スーザンのように、顔をそむけてしまったことも、
あったのではないでしょうか。
誰にでも記憶の底には、確かな暖かさが残っている。

だから、今、私も、ここで生きていられる。
そして、あなたも、ここにいる。
それが、事実の証明だと思うのです。

もし・・・闇だけの世界で生きてきたとしたら、
私も、あなたも、きっと、今は、廃人と化しているか、
この世には、もう、いないかもしれません。

暖かい記憶を、私たちは心のどこかに持っていながら、
今まで、支えられて生きてきたことを忘れてしまっているのかもしれません。
いつの間にか、辛いことが多すぎて、辛い記憶ばかりが、外側を覆ってしまったのかもしれません。

人の持つ、暖かい記憶は、闇を切り裂く力を持っていると・・・

私は、今、そう感じています。
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コメント

初めまして。

暖かい記憶…。
必死で両親共働きで、貧乏ながらも育ててもらった。
それ以上に何もないです。
というか、それだけでもどんなに大変なことか、今、見に染みてるのに、認めてもらいたかった。兄弟と差別してほしくなかった(今もこれは変わりません)。
たどたどしい話でも、耳を傾けて欲しかった。
『○○して欲しかった』という自己チュー的な言葉ばかりで、なかなか前に進めないです。
父親からの強いネガティブ言葉は、嫌という程、根付いてます。

きほきほさんへ

ブログ 以前から読ませてもらってました。

はじめまして。
暖かい記憶は、普段は潜在意識にあります。
なぜなら、嫌な記憶の印象だけが、潜在意識に
蓋をがっちりしているので、自分だけで、取り戻すには、
かなり、不可能に近いものがあります。

>大切な人・・・ですか。

いいですね、大切な人がいらして^^

大切だからこそ、
そのままを受け入れるてあげるのも
大切にするってことかもしれません。

私、長年の経験から、変わろうとしない
相手の気持ちを変えることは、
出来ないのだと、痛感します。

自分が変わることしか出来ないのかもしれませんね。

突然のコメントですみません。


暖かい記憶って思えるまでには時間がかかってしまう感じなんですね。
自分が相手にとって暖かいものなのか分からないですが、いつか暖かさで闇を切り裂けたらいいなぁと思う大切な人がいて。


実は、この記事を最初に読んだとき、反感が大きかったんです。
不快感がぐわ~~~っと溢れてきて、「気に入らん!!!」って感じだったんです。
だから、ここはスルーしてたんですが。

なんか、ちょっと遅れて、色んな記憶がポロポロと出て来ます。

配本サービスで届いた『いたずらこねこ』を娘に読もうとしたとき、
父の膝に乗って読んでもらった声を思い出したこと。

プーさんがボールを転がす絵本のカタカナに、
「ぷうさん、ぷうさん」ってひらがなでルビをうってもらったのが、
たまらなく嬉しかったこと。
真っ赤な地の色に、ボールペンの字がきれいだったこと。

そんな記憶が次々に出て来ます。
不思議ですね。
今は、この記事に反感を覚えません。
むしろすんなり、入ってきます。

浅葱れんさんへ

コメント、ありがとうです^^。

>誰かが愛してくれた証だったんですね。
>誰かが私を必要としてくれた。

でも、私たちACは、あまりに、辛い環境に長く居すぎたために、それを、忘れてしまったんですよね。
愛を忘れるほどに。。。
辛かったことの事実は、消せないけれど、
暖かさを取りもどすことは出来るのではないか・・・そう思っています。
記憶を取り戻す作業は、とても難しいことではありますけど、
対話ならそれができるのではないかと経験上感じます。
コミにも、書いてくださいね^^ まってるよ~。

こんばんわ。
スーザンのお話。ずいぶんと前にどこかで耳にしました。
幾度も死にかけながらも今ここにいること。
誰かが愛してくれた証だったんですね。
誰かが私を必要としてくれた。
信じがたいけれど真実なんでしょう。
この年になってまだそんなことも理解できないでいます。
ある意味傲慢ですよね。

アイ母さんへ

記憶の先には、何が見える?
そんなことを思いながら、
記事を書いてみました^^

 私もそう感じます。 両親以外にも、温かさを頂いた方は私の周りに沢山いました。 
自営の為、家族ででかけることが出来ない親たちに変わって私たち兄弟を公園に連れて行ってくれたり、デパートの遊園地で遊ばせてくれた父方の祖母。
クリスマスプレゼントやお泊りさせてくれたギャンブル好きで豪快な今は亡き伯父。
長期の休みには必ず行っていた母方の祖母の家。
親が夜いないからと心配して声掛けしてくれた近所のおばちゃん、おじちゃん。
 みんながたくさんの温かさをくれました。そこには愛情がないと出来ないでしょう。
 私は息子にも息子のお友達にもそんな楽しい思い出作ってあげたいなと。これは私がみんなから頂いた記憶からだったのですね。 愛に包まれれば人は自然と成長できるのですね。
 この、映画みてみたいなぁ・・・。
 

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