author : rinrin
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大人の沈黙・子どもの沈黙(2)【不登校】
2010-04-21 Wed 13:25
【大人の沈黙】


@一つ目は、黙っていることで、
「私は、不機嫌なのよ」
「私の、思い通りにならないと、無視するわよ」
そういう気持ちを、思い知らせるための

不機嫌な沈黙

この沈黙は、昔、母親が、私に使った手口でした。
そして、それをしっかりと私は、会得しました。
もちろん厳しい視線は、相手に釘付けです。
この視線は、たとえ背中を向けていても、背中にも目があるところが、
すごい技であるところです。
その目の語るところは、
「意にそぐわないことをしたら、許さないわよ」ですね~。
黙りながら、怒りをふつふつと貯めていきます。
こうして、沈黙することで、相手を委縮させ、意のままに動かそうとします。
この「沈黙」で子ども側は、急激に相手の顔色、
雰囲気、表情を読む力をつけていくのでしょうね。

子どもの、エスパー能力の目覚めです。

なお、この沈黙は、その後に起こる、無視につながったり、
負の感情の爆発によって、終焉を迎えることが多いのではないかと感じます。


@二つ目は、医療者がマニュアルに沿って言う言葉。
「おかあさん、子どもに任せましょう。しばらく口を挟まないで
黙って見守ってください」

我慢の沈黙

とでも言っていいかと思います。
本当は、口に出したくてうずうずしているのに、
言ってしまうと、相手をがらがらと崩してしまうことが理解できたかもしれない段階でしょうか。
しかし、母親自身が我慢の限界になってしまうことも多いかと感じます。
そして、爆発して、元の黙阿弥。
この繰り返しで、子どもは、「やっぱりな」という失望とともに
気持ちの上塗りをして、親の状態を確認していきます。
こちらは、複雑な*ダブルバインドが入るので、
さらに、子どもは、エスパー能力に磨きをかけていきます。

*ダブルバインド(二重のあい矛盾したメッセージが、含まれるもの)
大人の心のうちは、「我慢」90%で出来ています。
表面に出ている「沈黙」が10%で出来ています。
表面の10%を見ながら、子どもたちは、大人の態度、目線、をもって
「我慢」の90%の方が、ただしい情報だと、判断していきます。



@三つ目は、子どもの心を捉えることができ、
かつ、子どもの心の中にある気持ちを引き出す沈黙です。

大人は、ついつい先走って、子どもにあれこれと注文をつけたり、
アドバイスしたい気持ちになりますが、
子どもの中にある気持ちを、感じながら、
子どもが、自分の気持ちを語り、整理し、取り出しやすいように、
さらには、子どもが自分で考えて気持ちを出せるよう、
子どもの心に添いながら、語りかけながら、沈黙を使っていくという高度な技です。

この沈黙は、大人の側が、相手の心をしっかり捉える力が必要です。
そして、語りかける大人自身は、自分の心に邪心や、
相手を操作しようとする気持ちがないか?を確認していく
作業が必要になるかと思います。
同時に、相手の心を読みながら、かつ自分の心も、治めていく。

そして、これらは、瞬間の会話の中でなされますので、
子どもと自分の両方の心の瞬時の読みとりが、必要になります。

こられの過程は、
「さあ、どこからでも、心を読んでくれ」と、
大人側のあっけらかんとした、「自己開示」が
子どもの疑心暗疑でいっぱいの閉じた心を開くことに
つながっていく、最終段階への道では、ないだろうかと感じます。

*もちろん、おとなの側に疑心が、あれば、
当然、子どもは心を開くことを拒みます。


そこに、「信頼」という絆が生まれてくるのではないでしょうか。


   ☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・



大人側の沈黙の中に、一つ目のように、相手を諭したり、自分の思惑や下心、邪心があれば、
子どもは、すぐさまその匂いがわかり、心を閉ざします。

また、邪心は、トゲとなり、相手に刺さり
さらには、自分にも刺さってくることが多いと感じます。

意外と知られていませんが、
これは、たぶん、心の普遍の法則としかいいようのない
仕組みだと感じます。



自分の発した気持ちは必ず自分に戻ってくるということですね。


例えば、怒りを発したら、怒りが自分を傷つけていきます。
怒りとは、一般的に相手を傷つけるものだと思われがちですが、
怒りをぶつけた時の後味の悪さ・・・経験されたことがないでしょか。
怒りを発した後の、自己嫌悪・・・
得も言われぬ気持ち悪さが、自分の心でエコーしていきます。
さらに、自分への怒りを増長させてしまいます。

このように、怒りを発した自分自身が、一番傷ついているのだということ、
心のどこかで、覚えていて欲しいと思うことです。
それらは、自分の心に、「心地よさ」を知る
センサーが、あるということを、示していると思うのです。
そのセンサーを、私は、「光」とよく、表現します。
誰の心の中にある、「心の光」を怒りで曇らせることのないよう
継続的な心の点検は、大事かもしれません。


自分の気持ちを、心を点検していくと、不思議とこの仕組みが次第に分かってきます。
そうすると、怒りをぶつけることや、トゲを投げつけるような意図的な沈黙が、
次第に、出来なくなっていきます。

きんたろうさん、いわく、

「沈黙は、悪用はできない」と言われるゆえんだろうと思います。

今、私が考えられるところの、「沈黙」は、以上です。



自分が、どう変わることができるのか、
何を、どう変えたらいいのか、
どういう人になりたいのか・・・

すべての答えは、自分の中にあると、言われていますが、
それには、継続的な対話が必要になってくるのではないでしょうか。

そして、どちらにしても、家族という関係の中では、
子どもが突然、自分でやる気を出して、変化するなどとは、
有り得ないのではないでしょうか。
子どもの人間関係の基礎となるのは、「家庭」ではないかと思います。
子どもがはじめて出会う、「関係」ですから^^
家族の役割、その関係性の中で、自分という存在の意味を確認できてはじめて
外の社会でも柔軟に生きていけるのではないかなあと感じます。


これらの「沈黙」は、手法ではなく、

自分の心をみつめ、自分の歪みを知り、

さらには、瞬間の感情を捉える力を得ることで

自然にできるようになることではないだろうかと、

私は、経験から、感じるのです。


この記事は、きんたろうさんの「沈黙」の記事と、私が不登校から学んだことを織り交ぜて、つづってみました。もし、沈黙の記事で、意味がわからない方がおられましたら、コメントとして残して頂ければ幸いです。


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別窓 | 回復のやじるし | コメント:5 | トラックバック:0
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この記事のコメント
Libraさんへ
「沈黙」のバリエーションを語り出せば
家族の数ほど、表出パターンがあるかもしれません。
が、根本を探っていくと、共通したものが、
あるように、思います。

>不登校になる前よりも今の家族のあり方のほうが良い

私も、同感です^^
子どもたちが、教えてくれたことですね。



2010-05-07 Fri 07:46 | URL | りんりん→Libraさんへ #-[ 内容変更]
実感・・・
不機嫌な沈黙って、すごくわかります。私も夫もお互いそういう
タイプなので(笑)。割と最近までそうでした。こういうのって共依存の形なんでしょうか??
とはいえ、私自身がこのことに気づいてから、すごく気をつけるようになりました。きっかけは加藤諦三さんの著作でしたが。今はかなり自然に近い形で怒りや疲れ、悲しみなどのマイナス感情も出せるようになった気が・・・でも自分の感情なのか、本当は何かの代理の感情なのか、間違えてないかなーと
ほんの少し不安もありますが。はっきり見分けられないかな?

今は”いい沈黙”ができる時と、やせ我慢で”いい沈黙”もどきを演じる時があってまだ難しいです。
でも、私に問題があるのはわかるけど、だからといって何の問題も無い人や家庭ばかりではないし、問題の表れかたには本人(子供)の資質も深く関わる気がしてます。もちろんこれは私の免責の意味はありません。

子供が不登校になって、薄々感じてた自分の生き辛さと向き合うことになり、家族全体の問題とも向き合って、まだ発展途上ではあるけど、不登校になる前よりも今の家族のあり方のほうが良いというのは確信しています。本人は辛いだろうけど
感謝です(^^)あとは待つだけ・・・?
2010-04-29 Thu 23:35 | URL | Libra #-[ 内容変更]
Re: はじめまして
はじめまして。
不登校なのか、ACなのか、よく分からないブログですけど、
読んで下さってありがとうございます。

私の方も、さくらさんのブログも、読ませて頂きました。
きっと、さくらさんのブログで、たくさんの方が、
助けられていくことでしょう。
また、訪問させてくださいね^^
2010-04-26 Mon 22:23 | URL | りんりん #-[ 内容変更]
はじめまして
さくらと言います。
不登校のブログを書いています。
すごく勉強されていて学びが多く素晴らしいです。
ありがとうございます。
2010-04-24 Sat 18:17 | URL | さくら #-[ 内容変更]
Eggiさんへ
記事リンクありがとうです。
こちらでも、また、エッギーさんの記事を、
逆リンクさせてください^^

エッギーさんの渾身の記事だと思いました。
少しでも、心の回復へ向かう方が
多くなりますように。

お知らせ、ありがとうございました~。

とりあえず、ここにリンク張っておきます。
http://blog.livedoor.jp/lovedixielove/archives/2590207.html





2010-04-24 Sat 00:07 | URL | りんりん→Eggiさんへ #-[ 内容変更]
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