author : rinrin
 つづき 【最高の贈り物②】
2010-09-22 Wed 18:39
「おれ、言わないけど、おかん、すっげ~って
 思ってるんだよ」

ここからは、息子の言葉を文章にしていきます。

彼が不登校になったとき、
パニックになった息子を、抱きしめ、
夜も、手をにぎり、あるいは、抱っこして
彼が、眠りにつくまで、そうしていました。

彼は、そうしてくれてた私を、今でも覚えているそうです。

不登校になる前、
彼は、ずっと、親が変わって欲しい、
変わってくれたら、と願い続けていたそうです。

でも、もう、自分の人生は、終わったなあと
思った頃で、力尽きて、不登校になったと言います。

やめられなかった、サッカー部
やめるという選択など、ないままに、
あそこが、苦しみの始ま りだったと言います。

居場所のない学校、
元気に明るくふるまっていた家庭。
ぎくしゃくした兄弟関係。

そして、不登校になったとき、
私は、何度も、彼に言いました。

「おかあさんが、守るから」

抱きしめて、抱きしめて、暴れる子に
泣きながらそう言い続けました。
一番、親子で、きつかった時でした。

息子は、最初は、まったく信じていなかったと言います。
また、何かの本を読んだのか?
また、なにかに、かぶれているのか?
疑いの心ばかりだったと言います。

しかし、いつしか、母親の覚悟が、
伝わってきたと言います。

もしかして、変わってくれるのか?
そういう気持ちが、少しずつ、少しずつ、芽生えたと言います。

それは、私の覚悟の度合いと比例していたと感じます。

私の本気が伝わったとき
彼は、自分の人生を、もう一回、やり直してみようと
そう思ったのだそうです。
それは、彼が15歳、高校一年の夏でした。
不登校から二年すぎていました。

結局、私が、本を読んだり、ネットで仕入れた
方法は、なにひとつ、役にはたちませんでした。

必要だったのは、ただ、ただ、子供を守る、それだけの覚悟でした。

そして、ネットを通じて、現実の中で
見守ってくださった方たちの深い暖かい思いを、
私が息子に伝えていった気持ちでした。

それだけのことだったのです。

今回、息子がCちゃんにしてあげたことは、
私が、息子に、すべて、したことでした。

彼は、自分がもらった愛を、誰かのために、使おうとしたのでした。

今回、不器用だけれど、自分の過去を思い出しながら、
伝えようとし、
そこに、私の姿を見つけ、
Cちゃんの姿に、過去の自分を見つけ
これから、自分の生きる未来を、明確にしたのだろうと
感じます。

お父さんは、変わらなかったけど、
お母さんは、変わってくれた。
ぼくは、お母さんを誇りに思う。


人を守ることの覚悟と同時に起こる葛藤、ゆらぎ、
そういうものを、すべて感じてくれての
言葉だったろうと感じます。

「泣かすんじゃないよ~」と言うと
にやりと笑っていました。


おりしも、彼が自分で申し込んだ、大学の願書が、どっさりと
家に、届いていました。
それを、ながめながら、夢を語る、これからの彼の人生を思います。

「どこへ行っても、もう大丈夫やね、信頼してるよ」


「うん」


息子、19歳の秋...



生まれてきてくれて、ありがとう。


私の、子供でいてくれて、ありがとう。


最高の贈り物を、ありがとう。


そして、私と息子に、おしみなく想いをくださった人たち・・・

心から、感謝します。




(参考)ちなみに、どうしたら、親が、子供の気持ちがわかるようになるか
   聞いてみました。
   おかあさんの子供時代、その過去の経験の中に子供だった頃の、
   悔しい気持ち、悲しい気持ち、嬉しかった気持ち、あるはずだと。
   そのことを、思い出すだけでいいんだと。

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この記事のコメント
Libraさんへ
お返事ありがとう^^

>自然に成長して大人になると思っていたけど

あ、私も、小さな頃、大人を見てそう思ってました!笑
どうも、違ってたよね~。

今考えると、私も、そりゃ、そうだ~って、思います。

私も、不登校は、親も子も、成長できるチャンスだと
思います。

子供は、いつだって、教えようとしてくれるよね。
切なく、悲しいことも多いけれど、
喜びのほうが、はるかに勝っているって思うよ。

Libraさん、がんば!

私も、がんばろ^^
いつも、ありがとう。
2010-09-28 Tue 15:57 | URL | りんりん→Libraさんへ #SAu5W79E[ 内容変更]
ななさんへ
まずは、コミュニケーション力でしょうか。

相手が発する言葉をいったん、受け止める。
そして、受け止めた言葉を、
自分の中に、いれて、答える。
コミュニケーションの基本かもしれませんよ。

Libraさんへの返信書いたように、
子供が、訴え、教えようとしてくれていることに
ヒントが、たくさんありそうです。
どんな偉い専門家よりも、子供が先生。
私、そう、思うよ。


2010-09-28 Tue 15:49 | URL | りんりん→ななさんへ #SAu5W79E[ 内容変更]
りんりんさん、ありがとう
 昔は、年を取れば皆、自然に成長して大人になると思っていたけど、意外とそんなことなくて(笑)。
 不登校なんて、経験しなくて済むならその方がいいのだけど、私にはこの経験を通してしか、この”本物”を実感出来なかったと今は思います。でも、今やっとスタートラインに立ったところ。子供との新たな関係作りも、私自身の自立も。親として生まれたばかりです。
 子供に負けないよう、私も成長しなくちゃ。
りんりんさん、温かい言葉をありがとうございます(^^)
2010-09-25 Sat 22:20 | URL | Libra #-[ 内容変更]
v-435ありがとう

娘の気持ちがわからない私
自分が わからない私
覚悟できない 私

そんな私でも ママ好き と言ってくれる娘v-206

心さだめなくてはv-22
2010-09-25 Sat 09:16 | URL | やすらぎ7 なな #-[ 内容変更]
つゆちゃんへ
となりんのブログにも、コメありがとう(笑)

思いは、いつか繋がる、
きっと、通じる、
必ず、そうなる!
親子って、そういうもんだと、信じたいよ。

つゆちゃんの、Oちゃんへの強い思いが
伝わってきました。
心が、ぽっと、温まるコメント、ありがとう^^
がんばろうね^^
2010-09-24 Fri 17:15 | URL | りんりん→つゆちゃんへ #SAu5W79E[ 内容変更]
Libraさんへ
Libraさんが、これまで、まじめに、一生懸命やってこられた、
その思いが、じ~んと伝わってきました。
その時間は、決して無駄ではないと、私思います。
私も、そういう紆余曲折の時間を経て今があります^^
決して、恥ずべきこととも、思っていません。
すべてが、結びついたときに、これまで、積み上げてきた
経験が、鮮やかに本物として自分のものになるのだろうと・・・
そうではないかと、思います。

>”親”にしてもらったのかも

Libraさん自身が、腑に落とされ、
言葉となって出て来た。。。そんな気がしました。
互いに、許し許され、それが、親子なのかもですね。

いつも、コメント、ありがとう^^
2010-09-24 Fri 17:06 | URL | りんりん→Libraさんへ #SAu5W79E[ 内容変更]
覚悟
 覚悟・・・・。してたつもりだったんですけどね(^^;)。そして、精一杯やってきたつもりだったんですけどね、子育ても。まじめに、一生懸命に・・・でも間違っていた。精一杯、間違っていた。方向なのか手段なのか、とにかく間違った結果が今なんだと、やっと認められる気がします。自分の間違いを責めるのではなく、ただ気づくこと、そして自責ではなく反省をすること、そして修正をすること。
 本も講演もネットも、直接的に役に立ったわけではないけど、そうやってもがいた時間も、目にしたものや手に取ったものからもヒントは得ることが出来ました>このりんりんさんのブログもそうです。それらにすがっているうちはダメなんでしょうね。心に入って、根付くまでには時間がかかるということでしょうか。
 私はまだ、自分自身を丸ごと受け入れてはいないと思うけど暴走する自分に気付けるようになってきたかな。子供時代の自分の傷、そして母親にもあるであろう傷、祖母にまで広がる思い・・・個人的な、ある春の出来事が、今の思いとつながって過去まで遡って霧が晴れるような気持ちでいます。この気持ちを見失いたくない。
 子供を守る・・・あたりまえのようでいて、実は子供に守られてきたなーと思います(^^)。ごめんなさい、ですが、ありがとうでいいのかも。”親”にしてもらったのかも。そのために生まれてきてくれたのかも。甘えすぎかもしれないけど。
2010-09-24 Fri 10:57 | URL | Libra #-[ 内容変更]
私もありがとう。。。
りんりんさん いつもありがとう
そして
これを書いてくださってありがとう。。

私もそうしたかった
息子が暴れている時に
身体を抱えてそうしたかった
のに
怖くてそれが出来なかった。
抱えてあげたい
そういう気持ちの前に
怖さが来てしまっていて。。。

それが出来たりんりんさんが
羨ましく思います。

りんりんさんの想いが
息子さんに
そしてそこからまた波及されて。。。

人の力の凄さを感じました。

私には
まだまだ程遠いことですが
この何分の1かの言葉を
いつか息子からもらえたらなぁ~~って
そんな事を思っちゃいました。

息子さんがいてくれたから
私はりんりんさんに会えたんだと思います。

だから私も
となりんくんにありがとう
って伝えたいです。

そして
私と知り合ってくれた
りんりんさんへもありがとう。。。(;へ:)
2010-09-22 Wed 21:43 | URL | つゆこ #-[ 内容変更]
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