author : rinrin
不登校の子が年齢が上がると回復しにくい理由(2)【不登校】
2011-10-07 Fri 14:09
年齢が上がると回復しにくい理由(1)【不登校・AC】

前回では、大人の事情を中心に書いてみましたが、
今回は、不登校や引きこもりの子たちが年齢が上がると
なぜ、回復しにくいのか?を書いてみたいと思います。


●不登校や引きこもりの状態に親子で慣れてしまう

子どもが不登校になった時、子どもを動かそうと、
最初の数か月は、あたふたと色々手を尽くします。
が、テコでも動きそうもない、
または、アクションを起こすと子どもが荒れる
これを繰り返していくと
次第に親は腫れものに触るよう子どもに接するようになることが
多くなるのではないかと感じます。

「これ、言っていいかな」
「これ、やったら、また荒れるかな」

びくびくしながら、心は、「どうすりゃいいんだ!」
と、万策尽きた感じでしょうか。
言いたい事も互いに言えず、親子お互いに監視し合っている膠着状態。

さらに、時が進むと、その状態が普通の状態になっていきます。
当たらず障らずで、家で機嫌がいいなら、それでいいかも・・・
そのうち、動き出すかもしれない。
もちろん、初期のころは、「休ませること」は鉄則です。
が、疲れたままで、10年、20年・・・
では、いつ、疲れがとれるのか?

このような慣れた状態を、正当化する言葉が、
「時間が解決する」
「今は、疲れてるのよ」
「ゆっくり休ませる時期なのよ」で、
さらにまた、子どもたちの自力を奪っているのではないかと
感じます。

なんらかのきっかけなくして、子どもが自分から動き出すということは、
無いと、思います。
このような「信じて任せる」行為を推奨されるお医者様や、支援者もいますが、
今現在、ニートや、引きこもりが減る事がない現状を知っておられるのだろうか?と
多大な疑問を抱きます。

ある種、宗教的な「信じて任せる教 他力本願寺」にすがってる人たちを
増やし続けるだけではないかと感じてしょうがありません。


●子どもを取り巻く環境(繊細さをぶち壊す)

いじめで凹む子ども、立ち直りの出来る子
同じ担任でも、担任と気が合わないと学校拒否する子
そこそこ、しょうがないなあと、合わせられる子
どちらが、自力をつけていけるか・・・
そんな事を考えると、

「繊細な子たち」というキーワードが浮かびます。

生きていく上で、物事を深く考えたり、繊細であることは
確かに大切ではあると思います。
しかし、繊細過ぎることで、コミュニケーションのズレや人間関係に支障がでてくれば
今後の課題として繊細さをぶち壊す力を自分で身につけていくしかありません。

「繊細すぎる」性質(たち)と呼ばれるものは、
性格や気質もほんの少し影響するのかもしれませんがおおかた、親からの強烈な
「過干渉、過保護、不安の植えつけ、操作」の結果ではないかと感じます。

「繊細すぎる癖」だと捉えていけばいいのだと思うのです。

ここに、スピリチュアル系でよく言われる、インディゴチルドレンとか、
選ばれた子どもたち、とか、くっつける必要は無い(きっぱり)と思います。
私たちが子どもたちに望むことは、地球を救ってくれるような
インディゴチルドレンと呼ばれる子どもたちを育てることではなく、
(もしかしたら、これはインディゴチルドレンの母というステータスを得るための策謀か?
と私は、思っているほどです。まるでアイドルスターの母みたいに)

子どもたちが、子供らしく生きられ、
社会に出ても、社会の人間関係に負けない打たれ強さを身につけ
人間関係を構築する力をつけることに尽きるのではと・・・


と、私は感じます。



●棚上げしたい大人たち(現実から目をそらしたい気持ち)

失敗したくない大人たちとも言い変えていいかもしれません。
これまでの人生で失敗した回数だけ、学んできたことを
なぜか忘れてしまっている大人。

だれか、助けてくれないかな・・と白馬の王子様を待ってるだけ。
何も、変わりようがありません。

自分を見つめることは、怖いですよ、ほんとに。
何が出てくるか、わからないのですから。
しかし、自分の痛みを感じずして、子どもが今抱えている痛みが分かるとは
私には、どうしても思えないのです。


●心が動かない(あきらめ感)

こうして、数年放置された子どもたちは、何もとっかかりがないままに
義務教育を終えてしまいます。
義務教育の間は、「学校」というストレスが
多少なりとも、子どもの押し出しのきっかけになることもあります。
しかし、学校や圧力がかかるものが全くなくなると。。
親子で、一緒に考えることも、きっかけもなくなります。

子ども自身も長期化すればするほど「あきらめ感」は強くなります。

このままずっと過ごしていける感覚から抜け出すことが難しくなっていくのではないでしょうか。

人間、安定したら、このままの生活をずっと続けていきたいと
思ってしまうのは、自然なことです。
人とのつながり、摩擦の中にいて、はじめて「どうにかしたい」という気持ちも
出てくると思うのです。

よっぽどの信念がなければ、今を継続していく毎日の方が安全で良いに決まっています。
過保護、過干渉で 安全な道だけを親が提示してきた結果だろうと思うのです。


年齢を重ねると、さらに、安全思考は固まってきます。

親側も、相変わらず、「過保護過干渉」に気づかず、
おなじことを繰り返している毎日。
不登校、引きこもりになって少しだけ影をひそめただけ。

子どもたちは、変わりようがない毎日。
どうしようもない無力感だけが、日々募るだけ。

無力感の中に、喜びや希望を探してさまようだけの日々。

突破口を求めても、ドアが見つからない。

やがて、あきらめていく・・

自分への言い訳、責任転嫁、ごまかしていけばいくほど、
自分の気持ちは、迷路にはまりこむ。


突破口のカギは、親が握っていると、私は思うのです。

親の心と行動が変わった分だけしか、子どもは変わらない。

もし、子どもが回復していない状態なら

親自身の心が未だ修正されていないということを示しているだけの事だと思うのですよ。

子どもは、親を映す鏡
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この記事のコメント
wataameさん←りんりん
ピグとも、申請受付ました。ありがとう^^
別アカでも、こちらから再申請していますので
よろしくです。

早速ですが、一度、スカイプでお話しできたらと思います。
http://anatanokokorowomamoritai.web.fc2.com/session.html

↑ここに、スカイプの登録の仕方を上げていますので
参考にしてくださいね。(ちなみにスカイプは通話料は、無料ですよ)
準備が整われましたら、きんたろうさんか、anakoko@hotmail.co.jp
まで、メールください。
3人でお話し、しましょう。
2011-11-14 Mon 13:05 | URL | りんりん #SAu5W79E[ 内容変更]
お返事ありがとうございます。
不登校になるまで色んな苦しみを抱えて学校に行っていた・・・
本当に泣きました。それは私が一番知ってるのに何もしてやれず発破をかけるだけしか出来ませんでした。
HPからのセッション試してみます。スカイプは名前は聞いた事あるのですが・・よく分からないので、ピグ友申請させて頂きました。宜しくお願いいたします<m(__)m>
2011-11-13 Sun 01:57 | URL | wataame #U0WoQru2[ 内容変更]
はじめまして。
文章から、お母さんの焦り、苦悩が伝わってきます。

ひとつ、私から、wataameさんに、質問します。
息子さんの「何がダメ」なのでしょうか?
「終わらせる」とは、何を終わるのでしょう。

息子さんは、まだ、13歳か14歳ですね。
不登校になるまでに、たくさんの苦しみを抱えて
学校へ行かれていたのだろうと思います。
まわりの期待にこたえなきゃと。
しかし、まわりの期待に応えているだけの人生に
「もう、期待に応えるのは無理だよ」というSOSではないかと思うのです。

息子さんの成育歴に、行きすぎた過干渉、過保護なかったでしょうか。だからといって、好きなことをさせたら、元気になるだろうという「こうしたら、こうなる」というのは、子育てにはありません。
家族の中で、息子さんの今の辛さ・・・
お母さんも辛いことだろうとは思いますが、お母さんに中に
自分の不安を解消するために、元気になって欲しいと思われる方も多々いらっしゃいますが、本当の見守る愛情と、自分の不安による、焦りは、異質なものです。
たとえば、学業が遅れるとか世間的に恥ずかしいとか、
これらは、愛情とは違うものですね。
そのことを、子どもたちは、親の本心を敏感にわかっています。
wataameさんの場合は、どちらなのかを、もう一度よく考えてみたらどうかなと思います。

>心を休める期間なんだと割り切っていたら、息子の中で唯一残っていた世間への繋がりも全て切られて行きます。

心が本当に休まっていたら、子どもは、家庭でも普通に穏やかに過ごしています。
そして、家庭やリビングが心温まる居場所となれば
自然に、子どもたちは、自分の力で動こうとします。

基本は、お母さんと子どもさんの信頼関係がどれくらいできているかによると思います。
冗談を言えたり、雑談を話したり楽しむ雰囲気であるのか
ご家庭を振り返ってみてくださいね。


>このまま心の安定を待っていて一体何が残るのだろう・・・と疑問です。

何ものこらない、将来を失ってしまうんじゃないかと、
不安なんでしょうか。。。
では、wataameさんは、何が残って欲しいのでしょうか。。。

ひとつひとつを丁寧に、考えていくことが
回復のヒントになるかと思います。

スカイプでお話しできれば、もっと詳しくお話しができるかと思います。お試しの無料セッションがありますので、どうぞご利用ください。(HPから)
いずれにしても、不登校の問題は、こじらせないよう、丁寧に接するべきだと感じます。
子どもたちはとてもデリケートです。
いずれにせよ、子どもさんが問題ではなく、接する親ごさんの問題になるかと思いますよ^^

2011-11-12 Sat 04:46 | URL | りんりん #SAu5W79E[ 内容変更]
教えて下さい
中1息子、不登校なりたてです。まだ2カ月も経って無いと言うのに、この間で完全に学校への見切りを付け、人との関係も経ち、私との親子関係も最悪な状況になってしまいました。

たった2カ月の間に、私の心も「あなたの人生まだ終わって無い」から「もうダメかもね」「もう終わらせた方が楽だよね」になってきました。

色々な機関は「今の心の闇を取り除いてあげるのが先決」と言うけれど、それの導き方が分かりません。

心を休める期間なんだと割り切っていたら、息子の中で唯一残っていた世間への繋がりも全て切られて行きます。

このまま心の安定を待っていて一体何が残るのだろう・・・と疑問です。

私が今息子にしてあげれる事は何なのでしょう?
明日にでも人に会わずに済む公園で思い切りスケボーさせて汗をかいたら笑顔が戻るんでしょうか?

過ぎ去ってから後悔の日々です。  具体的に、どうすれば良いのか今教えてほしいです。。
2011-11-12 Sat 04:18 | URL | wataame #QwXDf3a2[ 内容変更]
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